FreeHOUSE 千歳忍BLOG

ガールズ&パンツァー劇場版4DX上映を見てきたよ!

 週末時間もあるし、4DXガルパンを見てこようと思い立ったのが木曜日。
 早速都内の劇場で席を取ろうと各館のページを開くも
 土曜日「満席!」
日曜日「満席!」
月曜日「満席!」
 の文字。お前ら、どんだけガルパンが好きなんだよ! あまつさえ、月曜日の日中の回もこの時点で満席ってどういうことなんだよ!
 (日本には現在4DXの設備が33館あるそうで、そのうち関東地方には15館。内4館は3月5日からの上映なので、2月中の選択肢は11館)。自宅から東京都内、埼玉は全滅。近そうな(行きやすそうな)所を探していると、ようやく栃木県の佐野にある109シネマに空きを見つけました。それも、日曜日の昼の回はほぼ埋まっていて、深夜の回に若干の空きがあります。もうダメだ、ここしかない! と意を決して予約しました。レイトショーをみるのに高速道路を使うことになりそうです。なんてこったい。
 千歳の現在の主な交通手段は大型二輪ですので、2月の深夜をオートバイで走るという、またばかげた事態になってしまったのです。
 あ、そうそう、言い忘れましたが、ガルパンは当初33館中30館で上映決定。その後、3館増えて、日本にあるすべての4DXシアターでガルパンが上映されるという異常事態になってます。
 4DXってなんぞや? という人のために簡単に説明すると。
 テーマパークのライドもののように、映像に合わせて椅子が動いたり。風が吹いたり、煙が出たり、ポコポコたたかれたり、耳元からエアが出たり、雪や雨が降ったりする仕掛け付きの劇場です。通常鑑賞チケット+1000円です。
 上映前に「こんな感じですよ!」という動作デモ(DTSやDOLBYのブオーンみたいな)があって、なるほど! こんな風なのね! と思ってたら甘かったです。
 「なんで、この機材にシートベルトが無いのか?」
 と思えるほど激しい揺れ! と思えば、戦車の大きさ、エンジン、履帯によっても振動の出し方が違う繊細さ。砲弾が飛び交えば近くを「シュ!」とエアが抜け、不意を突かれると「ヒャ!」となります。特にバレーボール。
 通常版に遅れること4ヶ月。その間みっちり時間をかけてこの演出を作り込んでいったんでしょうね。すべての挙動に愛を感じるのです。タイミング、振動。そして、可能な限り4DXにある機能を使ってやろうという気概が感じられました。
 見た方は分かると思いますが。ラストのあのシーン。画面の迫力もスゴイですが、椅子もぐるんぐるん動く!動く!動く! んがやおおおおおーーーー!!!!!!
 ダメだ、これ。もう数回見ないと…。全然迫力が違う、違いすぎる。立川シネマシティの極上爆音上映並の音響でこの迫力なら文句ないのに! でも、十分に面白かった!
 「ガルパンはいいぞ」が合い言葉になってしまっていますが、4DXの「ガルパンはすごいぞ」でした。
 到達可能な距離に4DXのシアターがあれば、是非見に行ってほしいと思えるできでした。
 (注・すべての4DX作品が、こんな高レベルではないそうです)

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