千歳亭の時に、NikonのフラグシップD5を触る機会がありました。
(ええ、この狭い空間に、Canonの1DXとNikonのD5と、総額幾らだよという巨艦が揃いました)
私は、Canon一筋13年なので、RAWと言えばCRW/CR2ファイルなのであります。しかし、今回は、RAWファイル(NEF)を頂戴できたので、Lightroomで現像してみることにしました。持ってて良かったLightroom!
カメラとしては1世代差があるのは考慮の上で…
(全く同じ画像を現像しているわけではないので、印象レベルの話です。レンズも違うし、設定もそれぞれいじってますしね)
・色ノイズが少ない!
→ 輝度ノイズはそこそこ有りますが、色ノイズが圧倒的に少ないので、とても扱いやすそうです! 素直な良い子です!
・シャープネスのかけ方が細め。
→ ふんわり柔らかい画像かな? と思っているのに、細部にはしっかりとシャープネスが乗っている感じ。これも好印象だけど、撮って出しだと線が細く感じるかな?
・ホワイトが少し固め
→ ホワイトバランスは温度固定で取ったので、オートのブレ具合は分かりませんが、すこし現像でいじっても白が固く出る感じがしました。シャドウとハイライト、圧縮具合がメーカーによって違うのを感じます。もちろん、トーンカーブを変更すれば問題ありません。
Nikonはグラニュラリティのある、華奢な、でも現像しやすい映像であると思いました。少し線の細い、艶やかなお姉さんという感じでしょうか(分かりにくい)。これは現像ソフトで追い込んでいくと楽しいです。
Canonは、少し線が太めで、適正露出で撮ると印象が強いイメージです。少し元気なお姉さんという感じでしょうか(もっと分かりにくい)。現像のパラメーターを大きくいじると破綻しちゃうんですが、枠内にはまると濃いめの印象的な絵を出す印象です。
(そんなに露出外さないしね)
出来れば、2機種持ちで、自分のイメージに合うカメラ、レンズを使うのがベストなんでしょうが… そんなことすると、軽く自動車が変えちゃうので自重します。はい。
Canonも1DX2世代からセンサーが新しくなったので、かなり色ノイズやダイナミックレンジが改善されてきました。この世代だと、また印象が違うと思います。いや、本当に、良くなったよCanon!