FreeHOUSE 千歳忍BLOG

典型的な老害に遭遇する

 結構前にセルフレジに変更になったスーパーでの出来事でした。
 買い物をしていると、すさまじい怒号が聞こえてきました。その時、精肉売り場に居たので、その声の大きさが分かるというものです(精肉は、大概一番奥にある)。
 「???」
 自分には直接被害がなさそうなので、気にせず買い物を続けておりました。一通り回ってからレジに向かうと、レジは大混雑。結構なじいさんがレジ前でふんぞり返り、店員2名に対して怒鳴り散らしています。1列潰したままで。
 謝っている店員は、おそらくレジの担当者と、フロアの責任者。
 あーあ、って感じです。
 大変混み合う時間に、レジが減り、好奇心(野次馬)もあり、何かのイベントでもやってるのかと言うぐらいの混雑でした。
 「俺に、こんなもので金を払わせる気か!」
 よくよく聞いていると、こんな言葉を繰り返しています。
 「久しぶりにスーパーで買い物をした」 → 「謎の機械が導入されて、どうしたら良いのか分からない」 → 「ぶち切れ」
 と言う感じでしょうか。
 怒りの矛先が「よく分からない機械で金を払わせるなんて、俺を馬鹿にしているのか」というものにすり替わっています。
 冒頭にも書きましたが、混雑緩和のために、セルフレジになったスーパーです。とは言え、半年ぐらい前ですかね。もちろん、切り替わった直後はそれなりに混乱もありましたが、POPを立てたり、店員も、ユーザーも慣れて、今では当たり前のように使っています。
 (店員が品物の精算を行い、支払いだけ機械だけするタイプ)
 もちろん、初めてで使い方が分からないのは当然ですよ。だからといって、それで怒鳴ったり、責任者を呼び出して平謝りさせたりというのは違うと思うのです。
 もちろん、不慣れな人や、機械が苦手な人用に、従来のレジも残してあり、そのためのPOPもしっかり立っています。
 ああいう老人にはなりたくないなぁと思った、寒い日の夜でした。

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