FreeHOUSE 千歳忍BLOG

ベーコンを燻す

 そろそろ、夜に食材を干すのがキツくなってくる季節なので、今期のベーコンも終わりです。夜の気温が20度を超えたり、湿度が上がってくると、ちょっと怖いのです。
 (冷蔵庫でも乾燥できますが、家庭用と兼用だと衛生を維持しづらい)
 今回のベーコンは、4月の頭に仕込みました。
 水分(ソミュール液)に対して20%濃度の塩を用意したので、肉換算で10%~12%ぐらいになるはずです。世間一般では塩を揉み込むレシピが多いですが、塩の薄いところが空気に触れると思うと、ちょっと怖いです。余った豆腐を、水の入ったボウルに入れて保存したりしますが、空気に触れなければ、結構保つものです。
 1ヶ月ほど熟成させて、塩抜き。
 今年は、大きめの寸胴があるので、余裕で塩が抜けました。小さな鍋で塩抜きしても、あまり抜けないんですよねー。余裕のあるサイズが、流水をお勧めします。
 毎回ヒッコリーで燻すんですが、ちょっと入手ができなかったので、クルミとサクラの混合で燻しました。サクラは色がしっかり付くので、とても美味しそうになります。
 

自家製ベーコン

 燻し上がり。
 これをジップロックに詰め、中心温度が63度で30分キープできるように湯煎に掛けます。ANOVAがあるので、安心して任せられます。ANOVA大活躍。63度で90分湯煎します。
 (燻製後で、中心まで暖かいので、もう少し短くても平気かな? でも、肉は意外と熱伝導率が低いのです)
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