FreeHOUSE 千歳忍BLOG

味噌・醤油を仕込んでみよう(5)

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 早い物で、仕込んでから1年を過ぎてました。
 ミソは完全に熟成段階なので、必要分だけ取りだして冷蔵庫に入れてしまいました。というか、過熟成状態。味噌は出来上がりが早いですね。大豆多めの赤味噌になってしまったので、市販の味噌と合わせて使う事が多かったです。
 さて、今回は醤油。
 月に1回ほどかき混ぜるだけでしたが、塩水が醤油に変身し始めました。
 味見を兼ねて、100cc程コーヒー用のペーパーフィルターで濾してみました。すると、薄琥珀色の液体が溜まりました。上品な白醤油のようです(市販されている白醤油よりも、未だ白い)。さっそくこれを舐めてみると、思ったよりも塩っぽくありません。18%濃度だったはずなのに…。そして、強烈で複雑な味。
 なんだこれ、旨み汁じゃないか……。
 さっそく温泉卵を作って、これを掛けてみました。そして、白米の上に…。卵かけご飯の概念が変わるレベルで美味しい。って言うか美味しいぞ、なにこれ、美味しい(語彙力崩壊)。
 これから暖かい夏を越すと、その気温でメイラード反応がゆっくり進み、徐々に香ばしさと色が着いてくるはず。いわゆる醤油っぽい醤油になるのは、9月~10月ぐらいかな。絞るのは、雑菌が怖いので、寒くなった11月ぐらいがいいかなーって思ってます。
 醤油は、1年半~2年ぐらい掛かるので、来年分を今から仕込んでおかないといけませんね。また、九州から麹を送って貰わないと!

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