猫と共に生活している千歳亭です。
 犬とは違い、ほとんど匂いのない動物なのですが、それでもずっと一緒に居ると、やっぱり獣臭がします(とは言え、慣れすぎてしまって住人は気になりませんが)。
 あと、寝室で寝てると鼻が詰まる(何かのアレルギーっぽい)ので、これの対策をどうするかいろいろ考えていたところ、オゾンで殺菌というのはどうだろうかという事になりました。
 二酸化塩素(クレベリン)で空気中を除菌すると、確かに匂いは減るし、鼻づまりも解消される気がします。しかし、高いじゃないですか。数ヶ月保つサイズで2000円とか、3000円とかするんですよ。どう考えてもボッタクリです。
 とは言え、次亜塩素酸ナトリウムを薄めて使うなんて怖いことも出来ません(笑)
 (首からぶら下げて使うヤツはアレですが、密閉空間で使う分にはそれなりに効果があると思います)
 オゾン発生器を調べていると、数千円の小型タイプは、玄関とか靴箱用だったり、車内用(12V)だったりと、求めているレベルとは違います。また、据え置き型にしても、発生量が少なく、連続稼働を前提としているものも有り、それってエアコンに搭載されているオゾン発生装置と変わらないじゃん! という結論になりました。
 しかし、いろいろ検索していると、一昔前では考えられない大容量なものが数千円で売っていることが判明。ホテルなどで、数分動かしたら部屋の匂いが消える!と言うのに使っているヤツっぽいです。
 「ポチッとな」
 従来の業務用は、数万円~数十万円するんですよ。
 でも、構造を考えたら、適度な高電圧放電を空気中で行えばオゾンなんていくらでもできるものなので、なんでこんな値段するんでしょうね(笑)。そんなわけで購入したのは、やたら質実剛健なモデル。
 スイッチオン!
 瞬間に、恐ろしいオゾン臭が漂います。
 あ、だめだ、直接吸っちゃいけないレベルのヤツだ!
 (もちろん、説明書にも同様の記述が…)
 まずは、洗面所と、風呂場で5分ほど放出。そのまま30分ほど燻蒸(放出したオゾンで殺菌タイム)。
 あ、アレです。バルサンです。やり方としては、バルサンと一緒です。
 なんと、1回でハッキリ分かるほど匂いが取れました。一番嬉しかったのは、洗濯機の匂い。猫の毛が多いので、洗濯槽に残ったものが臭うのですが、それがかなり軽くなりました。数日空けながら、何回か試してみたいと思います。
 続いて寝室。
 マットレスを上げて、サーキュレーターで空気を撹拌しながら、10分を2回(途中1時間ほどの燻蒸タイム。
 ついでに、エアコンのフィルターも掃除したので、かなり空気が軽くなったような気がしました。
 オゾンは、酸素の同位体同素体なので、時間が経てば酸素に戻るというのもポイント高いです。安全な除菌消臭剤として、これから活躍して欲しいところです。
 さて、リビングに生息する猫をどうやって逃がしてオゾンタイムにするかな…

1件のコメント

  1. ご無沙汰しております。
    細かい話ですが、オゾンは酸素の同素体で同位体ではありませんね。
    ダイヤモンドと黒鉛の関係と同じです。

    tan

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