ある朝目覚めると、右足首が「象」のようになっていました。

ぱおーん。

その瞬間、全てを悟りました。
ああ、痛風の発作が出てしまったんだと。これが噂の、痛風ってヤツかと。

もう、何十年も、健康診断では尿酸値7以上の常連だったので、いつか出る。きっと出る。必ず出るというのは理解していました。
(6.9までが正常値、7以上が高尿酸血症注意となります)
しかし、いざ出てみると「なんで、今なんじゃ!」という気分です。

今思えば最初の兆候「インフルのような発熱」

12月上旬。客先で作業を終え、会社の先輩と赤羽で飲む約束をしていました。
作業が押してしまい、急いで駅のホームへ向かいます。
ちょっと階段を上っただけなのに、やたらと熱く感じます。

あれ、電車の暖房が強いのかな?
と言うのが第一印象。

赤羽では、清野とおる氏と壇蜜さんの結婚で盛り上がっておりました。壱番街の小さなお店でホルモン焼きを食べながらウーロンハイを飲みつつ、もしかしたら、のれん向こうに壇蜜がいるかも知れないと思うと、なかなかの酒のつまみにもなりました。

この日は、サクッと飲んで、サクッと解散。
帰宅後、ちょっと飲み直しと、軽い食事をしていたら、湧き上がる悪寒。そして頭痛。

あ、この体温の上がり方は、絶対インフルエンザだ! 駄目なヤツや!

嫁さんを隔離すべく、寝室に立てこもります。
体温計を見ると、39.1度の表示。
こんな体温、大人になってから見たかな?という数字。

暑いと言うよりも、寒い。
ガクガクと震えが止まりません。

暖房を付け、掛け布団を増量して、ようやく寒さが収まります。
すると突然来る暑さ。布団と暖房の量を調整して、なんとか一晩を乗り切りました。

翌日、病院に行き、インフルエンザのチェックをすると「陰性」。
ええー、あんな急激な熱の上がり方をする疾患を、私は他に知りませんでした。

今思えば2番目の兆候「軽い足の腫れ」

一日休んだら、翌日は快調。
昨日の出来事は何だったんだと、首を傾げるばかりです。
ドラゴンクエストウォークでは、ドラクエ4イベントが始まっていましたので、チマチマ歩いておりました。
この時、足の甲に違和感。
コレ用に、ウォーキングシューズを新調しておりましたので、皮が擦れて腫れてしまったものだと思っておりました。
シップして様子を見ます。
靴を履かなければ特に痛い物でも無く「硬い靴が当たっている場所が痛い」という用に思っていました。

前の日記にも上げましたが、こんな足であしかがフラワーパークにバイクで出かけ、一日走って歩いて、なんて事もしておりました。

シップが効いたのか、自然治癒か分かりませんが、次第にこの腫れも引きました。
ああ、良かった良かったと思ったものであります。

そして悪魔はやってくる

師も走るという12月。文字通り、昼食をゆっくり食べる時間も無いような忙しいスケジュールで働いておりました。
終電まで仕事。パートナー会社の作業が押しに押して、私は帰宅後にリモートで対応。明け方布団に入り、ほんの少しの仮眠。

わずか数時間。
朝目覚めると、私の右足は見事に膨れあがっておりました。
人間の体とは、この短時間に、ここまで大きくなれるのか! と感動を覚えるほどです。

しかし、この日は作業が正しく行われたかの確認があり、絶対に休むことが出来ません。

湿布を貼って、ロキソニンを服用してから客先へと向かいました。
(さすがに倍量は効きますね!)
この時点は、それ程痛くありませんでした。アドレナリンが出ていたのか、腫れがそこまでではなかったのか。ロキソプロフェンナトリウム水和物が勝ったのかは分かりません。

午後。もう少し作業が残っていたのですが、残った担当者にぶん投げました。
先方の担当者には「痛風」と伝えると、もの凄い優しく「分かりました。あとはやっておくので、早く病院に行って下さい」というお言葉をくれました。
世の男性は、痛風という言葉を聞くと優しくなるようです。

帰り道、近所の内科で血液検査。
関節が腫れただけだと、リウマチ系の炎症や、(記憶にない?)純粋な打撲などの可能性もあるため、数値を確認するようです。
どちらにしても、腫れが出ている間は、尿酸値を下げる薬を飲めないそうなので、痛み止めを処方してもらいました。
(急激に血中の尿酸値が下がると、結晶化した尿酸ナトリウムが析出し、それが引き金になって痛風発作が出ることがあるそうです)

コルヒチン錠「タカタ」 → 1日分(3錠)
ロキソプロフェン+レバミピド → 1週間分

コルヒチン錠は痛風の発作を抑える薬です。
これだよ、これ。これをもっとくれよ!(ダメです)

帰宅後、また悪寒がするので体温を測ると、38.9度。あれ、このレベルの発熱は、つい最近体験したぞ……。

私の場合、発作が「足首」「足の甲」辺りに出ているせいか、「風が吹くだけで痛い」というような痛さはありません。もちろん、腫れは酷いので、立ったり座ったりなどの体勢を変えると、血流の移動から腫れを直撃し、その時は激痛が走ります(毛細血管が切れるような痛み)。なので、寝てる分にはそれ程痛くありません。

むしろ、熱。
これが辛い。
38度~39度の熱が定期的に襲ってきます。熱が上がれば寒く、下がれば暑く、まるでドラえもんの「あべこべクリーム」状態です。

この時の腫れはピークを迎えていて、「膝から足の甲まで太さが一定」と言えました。吾妻 ひでお氏の描くキャラクターを具現化したようです。

結局熱が落ち着くのに3日、軽く外出が出来るようになったのは4日目でした。
薬を飲むための食事と、トイレ以外は、ベッドの上。熱による発汗も多いので、トイレの回数もごく少数です。

いやー、辛かった。

意識はしっかりしているので、Youtubeを垂れ流して時が過ぎ去るのを待ちました。

拍子抜けの結果

さて、一週間を乗り切ったので、病院に血液検査の結果を聞きに行きました。

「尿酸値7.0mg/dL」

ええー! あれだけ赤く腫れ上がってくれた野郎が、たったの7.0mg/dLですか! 健康診断で~6.9mg/dLが正常、7.0mg/dL以上が要注意です。
ほぼ健常じゃないですか!

医者「CRPが高いですね。白血球は20,000越えてますよ。これは痛かったでしょう」
千歳「ええ、痛かったですね」
医者「尿酸値は7.0mg/dLですね。普通これぐらいだと出ないんですけどね」
千歳「……」
医者「リウマチ系の数値は出てないですし。まー、痛風の症状は出てますし、尿酸値下げるお薬飲みますか」
千歳「……」

なんか、納得いかない!
むしろ、9.0mg/dLとか出てたら「やっぱりー」と言えたんですが。何この数字。しかも、微妙に引っかかってるところも残念でなりません。
(発作時は尿酸値が下がる人も25%ほど居るそうです)

2019年夏アニメ「ダンベル何キロ持てる?」を見てから腹筋運動をするようにしたり、9月に配信されたドラゴンクエストウォークで月に(通勤とは別に)100kmを超える距離を歩くようにしたり、夕飯前にカットキャベツを食べて食事量を制限したりしてたんですよ!!!!
おかげで、体重はピーク時よりも4kg、体脂肪も2%ほど下がってました。

なぜこのタイミングで……。

フェブリク錠10mg(1日1錠)を処方されたので、まずはこれを飲みつつ、様子を見ようと思います。

ぐぬぬ。

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1件のコメント

  1. 尿酸値の上昇が半分食べ物からのプリン体摂取、残り半分が自身の代謝に由来するので、運動によって体重コントロールすると新陳代謝が高まって一時的に尿酸値高くなります
    贅沢病とか言う迷信のせいで食っちゃ寝すると痛風になるように思われがちですが、痛風はむしろアスリートに多いのはそんな理由だったりしますw

    omote
    1. ▼carib7067_MSIPさん
       運動は、しなければしないで、あとあと体に良くないような気がして…
       とはいえ、こうなると、何がいいのかサッパリ分からなくなりますね!

      千歳
  2. あちゃー。
    そんな高熱出るものなのですね。
    ひたすら「痛い」という症状しか知らなかった・・・。
    なんというか・・・お大事に。

    ちゃがま
  3. ピンバック: 痛風その後 | FreeHOUSE 千歳忍BLOG

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