Ninja 1000(2019)からNinja 1100SX(2025)への乗り換えです。
Ninja 1000も、乗って5年。距離は37000km。特に問題も無く。良いバイクでした。
そろそろしっかりドラレコをつけたいとか、長距離乗ると(アクセル握りっぱなしで)右手が死ぬとか、不満と言えばその程度でした。
1つ新しい世代のNinja 1000SXは、メーターがデジタルに変わり、クイックシフターがついて、オートクルーズも付いてます。
いいなぁと思っていましたが、乗り換えるほどではありませんでした。
そして、Ninja 1100SX発表。エンジン排気量拡大(1043cc -> 1098cc)。馬力低下、トルク向上。タイヤ変更(S22 -> S23)。ドラレコ標準装備。USB電源標準装備。
その他細かい改良が加えられて17万6000円の価格差。
思ったよりも上がりました。
ドラレコが5万。この価格帯のkawasakiの値上げが、5万ぐらい。元のNinja 1000SXの価格が安すぎたので、調整分で7万円って感じでしょうか。
もともと、Ninja 1000シリーズは装備の割に安いのがウリだったんです(2015モデルを買ったときは本体130万弱でした)。今も、これだけの装備が載っていて、この価格なら「安くはない」と思うんですが……。まぁ、このご時世ですし、仕方が無いんでしょうね。
どうせ買うなら、一番乗りを目指す!
ということで、発表後すぐにカワサキプラザで予約。
(もう少し早められたと思うんですが、当年の課税引基準日を越えて)4/2の登録。そこから納車整備をしてもらって、4/12の納車となりました。
お願いしたお店で、一番最初のNinja 1100SX納車でした。
その足で秋葉原UDXの駐車場でやっているバイクウオッシュさんに行き、洗車とガラスコーティングをしてもらいました。やっぱりきれいな内にピカテカにしておきたいですよねー。
(ディーラーの純正コーティングは高くてムリ)
そんなこんなで1ヶ月。約2200kmを走りました。
2世代前となるNinja 1000と、現世代Ninja 1100SXの差を中心としたインプレッションを書いていきます。
まずエンジン周り
型番が1000から1100になったので100cc(10%)アップしたように見えますが、実際は1043cc -> 1098ccなので55ccしか変わりません(雑誌やWebでも1000ccクラス(1000cc未満)にまとめられていることが多いですし)。
ピークパワーが141PS/10000rpmから136PS/9000rpmに下がっています。
その代わり、全体的にトルクが上がっています。111Nm/8000rpm -> 113Nm/7600rpm。
乗ってみた感じだと、正直変わらないです。そんなにエンジン回さないですしね。トルクは変わったの分かるだろ?と言われそうですが、ギア比が変わっているので、なんともです。5-6速がロング化しているので、町中ずーっと6速がやりにくくなりました。
(追記)モードをROADからSPORTに変更したら、ちゃんとトルクアップしているのを感じることが出来ました。町中6速もOKでした。レスポンスが非常に良くなり、走るのが楽しく、楽になりました。出だしのサポートが減るのか、スタート時のエンストだけ注意かもしれません。
(とは言え、5000rpmからはアホみたいな加速しますが、それはNinja 1000でも同じなので、差が分かるかと言われると……)
今回のエンジン変更は、euro5+触媒対応で落ちる馬力をカバーするためと、ベルシスと共通化するためですね。きっと。
バーエンドが小さくなった(結果として全幅小さくなってる)ので分かると思いますが、エンジンの振動が減りました。
今まで4000rpmで共振してたんです。ミラーが震えるので、後がよく分からなくなってたんですよね。それが高速での後確認が楽になりました。
納車直後はそれなりに震えてたんですけど、1000kmを超える頃にはとてもよく回るエンジンになりました。慣らし運転大事!
更に、初回点検でオイルを変えたら、Ninjaのエンジンとは思えないほど揺れなくなりました。
2000rpm近くで微妙な振動が出ますが、この回転数が続くことはあまりないので、気にならないです。
燃費は良くなりました
多少渋滞に引っかかってますが、メーターに表示されるのは18.4km/L。Ninja 1000の時は17.8km/Lだったので、公称通りですね。
低回転域の燃料消費量を減らすためか、なんか2200rpm以下の動きが微妙なんですよねー。この辺がトルク向上と相殺している気がします。
あくまで、個人の感想ですが!!!
マフラーが左右4本出しから、右1本出しになりました。
4本出し、格好いいですよねー。バランスもいいし。
でも、チェーンメンテナンスが面倒だったんですよ。
これが解消されたのは大きいです。
ただ、その分バイクの重心が若干右に寄ってしまった気がします。
さて、乗り味
タイヤが凄く良くなりました。
まー、10000km越えてるタイヤから、新品になったのもありますし。メーカーも違う(ミシュラン -> ブリジストン)なので、完全に印象でしかないのですが。
「すごい、路面を喰ってる!」って感じです。どんな状況でも確実にアスファルトに設置してる安心感がすごいです。
あと、真円感がすごいです。なんだこれ。
何キロ乗れるんでしょうねー。大事に大事に乗ってます。S22は10000kmぐらい行けたんですが……。S23も10000km持ってくれると嬉しいなぁ。
(私の乗り方と、ミシュランROAD 5で15000kmは行ける)
IMU性能が上がっていて、そう感じるというのもあるかもしれません。
リアブレーキが良くなった
あまり効かないし、強く踏むとABSが動くと評判のNinja 1000シリーズのリアブレーキ。これが改良されました。ローター径が10mm大きくなりました。
軽く踏むと姿勢制御に。もう少し踏むと信号で止まる程度の制動力を出せるようになりました。フィーリングも良くなったので、文句なしにいいですね。
フロントブレーキは、変わらず良い出来です。
初めてのクイックシフター。
便利だけど、ショックが大きいときもあって微妙。kawasakiらしい大味さと言えばいいのかな? 左手の疲労軽減には役に立つので使っていこうと思います。
今まで通りクラッチ切った方がショックは少ない。加速性能はクイックシフター。私ギアチェンジそんなに早くないので。
あと、よく分からないのですが、5速 -> 6速にしたときに、クラッチレバーが「ビクン」ってなるんですよ。時々。何なんでしょうね?
クルーズコントロールは便利
とは言え、速度を維持するだけなので、使う場面は限られます。前車追従(アダプティブ)ほしくなりますね。
クルーズコントロールをONにした時、1~2秒エンジンブレーキが掛かって、その後設定速度になるような挙動があって不快。たまにある。
設定中の速度変更も出来るんだけど、ハンドルから軽く手を浮かせないといけない位置にボタンがあるので、意味が分からない。
走行モード変更なんてそんなに触らないので、ボタンの位置を入れ替えてほしいです。
結構気になってたメーターの形は、慣れたら平気になりました。
まー、液晶の方が表示出来る内容が多いのは当然なので。便利です。
見栄えが2種類あって、通常走行用と、気合い入れて走る用があります。見てて後者の方が面白い(スロットル開度とかが出る)のですが、走行可能距離が出せないなど、表示出来る内容に差があります。
この辺アプリを通じて変更できるようになるといいんですが。テストの工数考えたら、そんな機能つけないよね。きっと。
鍵の形状が変わりました
今までは、いわゆる普通の鍵だったのですが、これが内側に溝のある鍵になりました。セキュリティが高まったのとかはどうでも良くて、厚みが増したので、単純に曲がりにくくなりました。
パニアケースのキーも同じキーが使えるのです(ワンキーシステム)。ところが、これを挿したまま、忘れて跨がるときがあるのです。丁度、この鍵が足に引っかかる位置にあり、ちょっと触れただけで、ぐにゃりと曲がってしまうのです。
標準装備となったドラレコは、非常に良い
ミツバサンコーワのGPS付きドラレコが標準装備となりました。
カメラの位置(特にフロント)は、非常に不評ですね。とは言え、乗ってしまうとウィンドスクリーンに隠れてしまうので気になりません。
録画された映像を見ても、良い場所に設置してるなーと思います。
左前カウル内にドラレコ本体が配置されています。ここからSDカードを取りだして、PCのプレイヤーで再生すると最高です。本当にこのドラレコで良かった。
前後同時に見ることができます。地図が表示され、どこを通っているか表示されます。速度も表示されます。地図と速度はGPSのおかげですね。
慣らし運転中ですが、志賀草津高原ルートの雪の回廊を走った部分を抜粋したので、見てください。楽しさが分かると思います。
※動画は約2倍速再生
簡単にSDカードが抜き取られないように、金属のプレートが付いてるんです。
これが本当に面倒くさい。SDカード入れっぱなしならいいんですが。こうやって時々取り出すのに、六角レンチで金属プレート外すの面倒くさい。どうにかならないですかね?
最後。RIDEOLOGYアプリは面白いけど、今のところ課金する利点が無い。
バイクとスマホの接続を推進しているkawasaki。RIDEOLOGYというアプリを提供しています。
オドメーターや航続可能距離が確認出来たり、走行した日時やルート、走行距離を保存出来たりします。まぁ、あれば便利ですね。
走行記録は、速度やギア、燃費、回転数、スロットル開度なども記録されています。サーキットとかだと確認するのに良いかもしれません。街乗り、ツーリングでは必要かな~?という印象です。
バイクの設定を保存、反映出来ます。
バイクでできる設定以上に細かく調整できるならいいと思うんですが、同じ設定しか出来ないようなので、あまり意味を感じません。スポーツ、ロード、レインのモードと、パワーのハイ、ロー。細かく設定すると、トラクションコントロールの介入具合1~3ぐらいなものです。バイクのインパネ見ながら設定できる範囲ですね。
課金する(初年度は無料)と、アプリ内でナビが使えるようになります。あとボイスコマンドと言って、声でこの辺の操作ができるようになります。
これ、バイクのインパネに表示される機能があるのかと思ったら「ありません」。
視線移動が少なくなるメーターにナビが表示されたり、右左折情報が出たら便利だと思ったんですが、そんなことは一切ありません。
だったら、使い慣れたナビで良くない? と思います。
ボイスコマンドも、それ程使います?って感じです。スマホで声が拾えるということは、インカム付けてると思うんです。それで十分な気がします。
あと、課金してボイスコマンド使えるようにしたら、後で流している音楽の音質がダメダメになります。RIDEOLOGYアプリがミキサーに音声を載せるのではなくて、RIDEOLOGYアプリが一度音を拾って、再出力しているような感じです。AMラジオ並になります。私の環境(ANDROID + HF PLAYER + B+COM ONE)だけかもしれませんが、一応書いておきます。
紛らわしいのが、同じようなアプリでRIDEOLOGYアプリでもSPINって付いてるやつです。こっちは、BOSCHの技術で、メーターにミラー表示できるっぽいです。
この辺の説明があまりないので、混同すると大変です。
と言うわけで、Ninja 110SXの慣らし運転後レビューでした。
動画がカッコいい!
ありがとうございます!
最近のドラレコは、いろいろ見てるだけで楽しいです!
大変参考になりました!
NINJA250でバイクデビューし、1000か1100かに乗り換えようか迷っていたところです。
はせさん、こんにちは!
コメントありがとうございます!
値段差(ドラレコ、クイックシフターの回転数、USB電源)あたりに魅力を感じれば1100を。そうでなければ1000SXで良いような気がします。クイックシフターのUPは、それ程気になりませんが、DOWNはちょいちょい2500rpm以下でも使うので、この辺がポイントでしょうか。