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昭和33年(1958年)
JASRAC No.000-0347-6 |
赤い夕陽の故郷 |
作詞:横井 弘
作曲:中野忠晴
歌唱:三橋美智也
MIDI制作:滝野細道
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(お〜〜い) |
(一)
呼んでいる 呼んでいる
赤い夕陽の 故郷が
うらぶれの 旅を行く
渡り鳥を 呼んでいる
馬鹿な俺だが あの山川の
呼ぶ声だけは お〜〜い きこえるぜ
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(二)
呼んでいる 呼んでいる
赤い夕陽の 故郷が
懐かしい 面影の
一つ星も またたくよ
小麦畠は 二人の夢を
ひそめているか お〜〜い 今もなお
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(三)
呼んでいる 呼んでいる
赤い夕陽の 故郷が
涙ぐみ 背伸びする
渡り鳥を 呼んでいる
雲よ行くなら おふくろさんに
思いをせめて お〜〜い 乗せて行け
(お〜〜い)
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*10/MAY/15
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この「赤い夕陽の故郷」は、三橋美智也の歌としては
4〜5番目に来る曲ではないかと思っていました。細
道の愛唱歌でした。が、MIDI倶楽部を立ち上げるに
当たって、あまり人気がないのにびっくりしています。
と言うのも、三橋美智也と言えば、<故郷演歌>とい
われ、「リンゴ村から」、「夕焼けとんび」、「おさげと花
と地蔵さんと」、「お花ちゃん」、「リンゴ花咲く故郷へ」
などなどなど、東北地方と集団就職を思わせるものが
数多くありますが、この曲が故郷ものの代表曲と思っ
いましたので、意外でした。考えてみますと、東京にい
て故郷を偲んでいるとすると、<赤い夕陽の故郷>が
”赤い夕陽が見える方にある故郷”、つまり西方にある
故郷の意なのか、例によって、”東北地方で見られた”
思い出の赤い夕陽の故郷なのか、疑問が湧いてきまし
た。その辺のところに不人気の原因があったとも思えま
せんが・・(壁紙写真:滝野細道)
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