八洲秀章&抒情歌 懐メロ 童謡・唱歌 *2011/MAR/10  「細道のMIDI倶楽部」TOPへ

あずさ2号
この歌が作られた昭和52年当時、新宿―松本間の<特急あずさ号>の番号は
下り、つまり新宿発が偶数番号で、あずさ2号は確かに新宿発8:00でした。その
後のダイヤ改正で、上り、つまり新宿着の特急が偶数番号となり、この歌の状況
はなくなりました。現在は甲府発新宿着の特急にあずさ2号の名前が冠されてい
るようです。歌手の<狩人>は加藤久仁彦(1956年〜)、加藤高道(1960年〜)の
兄弟デュオですが、この他にも「コスモス街道」、「若き旅人」などのヒットをだして
現在も活動しています。
Photograph License:GNUFDL 1,2 by DD51612 from Wikimedia Commons
都会のすみで あなたを待って
私は季節に とり残された
そんな気持ちの 中のあせりが
私を旅に さそうのでしょうか
さよならは いつまでたっても
とても言えそうに ありません
こんなかたちで 終わることしか
できない私を 許してください
八時ちょうどの あずさ2号で
私は私はあなたから 旅立ちます
***
さよならは いつまでたっても
とても言えそうに ありません
こんなかたちで 終わることしか
できない私を 許してください
八時ちょうどの あずさ2号で
私は私はあなたから 旅立ちます
明日(あした)私は 旅に出ます
あなたの知らない ひととふたりで
いつかあなたと 行くはずだった
春まだ浅い 信濃路へ
***
行く先々で 想い出すのは
あなたのことだと わかっています
そのさびしさが きっと私を
変えてくれると 思いたいのです
さよならは いつまでたっても
とても言えそうに ありません
私にとって あなたは今も
まぶしいひとつの 青春なんです
八時ちょうどの あずさ2号で
私は私はあなたから 旅立ちます 
作詞:竜真知子  作曲:戸倉俊一  歌唱:狩人  MIDI制作:滝野細道
 昭和52年(1977年)   JASRAC No.001-6172-1
あずさ2号