大正12年(1923年)
JASRAC No.074-0322-4
ふぶきの晩
作詞:北原白秋
作曲:草川  信
MIDI制作:滝野細道

(一)
ふぶきの晩です 夜ふけです
どこかでよがもが 鳴いてます
あかりもちらちら 見えてます
わたしは見てます 待ってます
なんだかそわそわ 待たれます
うちではとけいも なってます

(二)
鈴ですなります 聞こえます
あれあれそりです もうきます
いえいえ風です ふぶきです
それでも見てます 待ってます
何かが来るよな 気がします
遠くでよがもが 鳴いてます

童謡・唱歌  懐メロ  八洲秀章&抒情歌
*10/JAN/05 「細道のMIDI倶楽部」TOPへ

北原白秋にはこの「ふぶきの晩」の他に、「クリスマス
の晩」と「雪の降る晩」があります。大正12年頃には
すでにクリスマスやサンタクロースが一般化していた
ことがうかがわれます。『なにかがやって来る』とドキ
ドキして待っている子供ごころがよくわかります。レイ・
ブラッドベリの『何かが街にやって来る』につながるも
のがあります。