春なのに
 
福島県三春の滝桜 Photo by Hosomichi 
昭和57年(1982年) 
JASRAC Cord No.068-5303-0 

作詞・作曲:中島みゆき(無信託) 

歌唱:柏原芳恵  MIDI制作:滝野細道 

(一)
卒業だけが 理由でしょうか
会えなくなるねと 右手をだして
さみしくなるよ それだけですか
むこうで友達 呼んでますね
流れる季節たちを ほほえみで
送りたいけれど
春なのに お別れですか
春なのに 涙がこぼれます
春なのに 春なのに ため息またひとつ
 

(二)
卒業しても 白い喫茶店
今までどおり 会えますねと
君の話は なんだったのと
きかれるまでは 言う気でした
記念に下さい ボタンをひとつ
青い空に捨てます
春なのに お別れですか
春なのに 涙がこぼれます
春なのに 春なのに ため息またひとつ
 
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中島みゆきはJASRAC無信託ですが、ヤマハ・ミュ
ージック・パブリッシングが支分権:出版権・CM権
以外は信託しており、JASRAC管理曲となっていま
すので配信します。
 
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記念に下さい ボタンをひとつ
青い空に捨てます
春なのに お別れですか
春なのに 涙がこぼれます
春なのに 春なのに ため息またひとつ 

懐メロ   八洲秀章&抒情歌   童謡・唱歌      「細道のMIDI倶楽部」TOPへ   *2013/MAR/20 
春なのに】中島みゆきは、こういう歌を作らせたら天下一品です。女性側の淡い恋心を卒業式後の一
点に凝縮し、主人公の過去の学校生活や将来を彷彿とさせる表現は、男性が作った詞では到底太刀打ち出
来ないと思われます。それを現皇太子殿下がお好みだった柏原芳恵が歌っちゃったわけですから、大ヒットも
むべなるかな、です。