春の小川
作詞:高野辰之(PD)
作曲:岡野貞一(PD)
制作:滝野細道
(改訂歌詞について)↓
(一)
春の小川はさらさら流る。
岸のすみれやれんげの花に、
にほひめでたく、色うつくしく
咲けよ咲けよと、ささやく如く。
(二)
春の小川はさらさら流る。
蝦やめだかや小鮒の群に、
今日も一日ひなたに出でて
遊べ遊べと、ささやく如く。
(三)
春の小川はさらさら流る。
歌の上手よ、いとしき子ども、
聲をそろへて小川の歌を
うたへうたへと、ささやく如く。
*2006/SEP/01
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改訂歌詞について
この文部省唱歌「春の小川」は1912年に高野辰之により作詞されましたが、作詞者名秘匿のた
め、1942年と1947年の二回改変され、三番が削除されました。しかし当倶楽部は、作詞者:高野
辰之とし、三番こそ、この『唱歌』として秀逸と思われますので原詞を採用しました。
1942年改訂版 1947年改訂版
(一) (一)
春の小川は さらさら行くよ 左同
岸のすみれや れんげの花に 左同
すがたやさしく 色うつくしく 左同
咲いているねと ささやきながら 咲けよ咲けよと ささやきながら
(二)
春の小川は さらさら行くよ 左同
えびやめだかや 小ぶなのむれに 左同
今日も一日 ひなたで泳ぎ 左同
遊べ遊べと ささやきながら 左同