|
|
骨まで愛して |
作詞:川内康範(C) 作曲:北原じゅん(C) |
歌唱:城卓矢 MIDI制作:滝野細道 |
(一) 生きてるかぎりは どこまでも 探しつづける 恋ねぐら 傷つきよごれた わたしでも 骨まで 骨まで 骨まで愛して 欲しいのよ |
(三) なんにもいらない 欲しくない あなたがあれば しあわせよ わたしの願いは ただひとつ 骨まで 骨まで 骨まで愛して 欲しいのよ |
(二) やさしい言葉に まどわされ このひとだけはと 信じてる 女をなぜに 泣かすのよ 骨まで 骨まで 骨まで愛して 欲しいのよ |
河骨(コウホネ)は、スイレン(睡蓮)科の花で、 湿地や沼の水面で花を咲かせます。水中にあ る根茎(蓮根)が真っ白で骨のように見えるの で河の骨と呼ばれます。しかし河骨の花言葉 には、「秘められた愛情」という意味があります。 Photo
by Hosomichi コウホネ |
|
|
*2011/OCT/25 |
この曲の作曲者北原じゅんは、川内康範の甥であることが知られ、最初は川内康範作詞 のアニメ主題歌(<まんが日本昔ばなし>など)に曲を付けて来ました。しかし青春歌謡 を作曲したいと思っていたところ、デビュー前の西郷輝彦と水島哲の歌詞を見せられ、そ の「君だけを」をわずか5分で作曲して見せたところから彼の作曲家人生が始まりました。 西郷輝彦の歌を続けて作曲していた北原じゅんが、西郷以外に手掛け、140万枚のメガヒ ットとなったのがこの「骨まで愛して」でした。この歌を歌った城卓矢は北原の実弟でした ので、その時は兄であることを慮って、<文れいじ>というペンネームで作曲しています。 またこの時の作詞者川内康範は城卓矢の叔父であるわけで、川内康範もこれを慮って、 最初の作詞者は妻の川内和子となっていました。現在は、川内康範作詞、北原じゅん作 曲、城卓矢歌という親戚関係で作ったものとなっています。城卓矢はこのあと歌手を引退 し、北原じゅんと同じく作曲を続けましたが、54歳の早世でした。
|