いい日旅立ち2
この歌は、日本国有鉄道の<いい日旅立ちキャンペーン>のため谷村新司が作詞作曲し、山口百恵が歌ったため、キャンペーンは大成功を収めた。キャンペーンは昭和52年11月3日に始まり、シングル盤のリリースは同11月21日であったので、キャンペーン・ソングとして先行したが、歌詞の内容、メロディーともに確固とした歌謡曲であり、大ヒットとなった。
この「いい日旅立ち」は、さだまさしの「秋桜(コスモス)とともに、山口百恵の<青い性>路線とは全く別の抒情歌謡曲となっている。
JR飯田線(飯島)Photoes by Hosomichi

      昭和52年(1977年)           JASRAC Code No.007−5906−6

     いい日旅立ち     


   作詞:谷村新司(C)
   作曲:谷村新司
   歌唱:山口百恵
   MIDI制作:滝野細道

    (一)
   雪解け間近の 北の空に向かい
   過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶとき
   帰らぬ人たち 熱い胸をよぎる
   せめて今日から一人きり 旅にでる
   ああ 日本のどこかに
   私を待ってる 人がいる
   いい日旅立ち 夕焼を探しに
   母の背中で聴いた 歌を道連れに

  (二)
   岬のはずれに 少年は魚釣り
   青いすすきの小道を 帰るのか
   私は今から 思い出をつくるため
   砂に枯木で書くつもり さよならと

   ああ 日本のどこかに
   私を待ってる 人がいる
   いい日旅立ち ひつじ雲を探しに
   父が教えてくれた 歌を道連れに

   ああ 日本のどこかに
   私を待ってる 人がいる
   いい日旅立ち しあわせを探しに
   子どもの頃に歌った 歌を道連れに

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