昭和12年(1937年) JASRAC No.039−0499−1

       人生の並木路

作詞:佐藤惣之助(PD)
作曲:古賀政男(C)
 歌唱:ディック・ミネ
 MIDI制作:滝野細道

(一)
泣くな妹よ 妹よ泣くな
泣けば幼い 二人して
故郷を棄てた かいがない

 (三)
 雪も降れ降れ 夜路のはても
 やがてかがやく あけぼのに
 わが世の春は きっと来る

(二)
遠いさびしい 日暮れの路を
泣いて叱った 兄さんの
涙の声を 忘れたか



 (四)
 生きて行こうよ 希望に燃えて
 愛の口笛 高らかに
 この人生の 並木路



懐メロ 八洲秀章&抒情歌 童謡・唱歌 「細道のMIDI倶楽部」TOPへ 2006/SEP/01 開設曲

この「人生の並木路」を歌謡曲に入れるか抒情歌に入れるか細道の分類としては難しいとこ
ろです。歌謡曲と抒情歌の境界を一応<歌の中に男女の愛や恋があるか否か>にしている
からです。この歌の場合色恋は入っていませんが、作詞の佐藤惣之助、作曲の古賀政男と、
いずれも歌謡曲の雄で、歌っているのがディック・ミネとくれば、これは歌謡曲に入れなけれ
ば収まりがつかないでしょう。じゃあ、作詞西条八十、作曲古賀政男、歌霧島昇の「誰か故郷
を思わざる」はなんで抒情歌なんだ、となりますが、ここらへんに来ると私の独断と偏見と言
わざるを得ません。ご迷惑をお掛けします。 Photo taken by Hosomichi