肩たたき     


作詞:西条八十(C)
作曲:中山晋平(PD)
MIDI制作:滝野細道


かあさんお肩を たたきましょ
タントンタントン タントントン
かあさんしらがが ありますね
タントンタントン タントントン


お縁側には 日がいっぱい
タントンタントン タントントン
真赤なけしが 笑ってる
タントンタントン タントントン


かあさんそんなに いい気持
タントンタントン タントントン

   

            cHosomichi
JASRAC No.019−0216−4
  2008/MAY/04

 童謡・唱歌 懐メロ 八洲秀章&抒情歌  「細道のMIDI倶楽部」TOPへ


この「肩たたき」は西条八十(本名:西條八十)の童謡としては、実に可愛らしく単調な部類に属します。「かなりや」「鞠と殿様」「水たまり」などは心情的にも複雑なものがかいま見えるところがありますが、この歌では子供の心を、のびのびと明るくストレートに表現しています。ランボオに傾注していた西条八十は、<砂金><空の羊><水色の夢>など韜晦なものから純情詩集まで著していますが、何といっても彼の真骨頂は、数え切れないほどのヒットをとばした、流行歌・歌謡曲の作詞でしょう。中山晋平は信州中野の人で、童謡(てるてる坊主)、新民謡(須坂小唄)、流行歌(カチューシャの唄)などの分野で魁となった作曲家です。この中山晋平の生まれた北信からは、「夕焼け小焼け」の草川信、「里の秋」の海沼実、「お猿のかごや」の山上武夫、「小鹿のバンビ」の坂口淳など高名な作詞家・作曲家を輩出しています。
イラスト