北の旅人 | |
作詞:山口洋子(C) 作曲:弦 哲也(C) |
歌唱:石原裕次郎 MIDI制作:滝野細道 |
(一) たどりついたら 岬のはずれ 赤い灯が点く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしい おまえの 呼ぶ声が 俺の背中で 潮風(かぜ)になる 夜の釧路は 雨になるだろう |
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(二) ふるい酒場で 噂をきいた 窓のむこうは 木枯まじり 半年まえまで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去(い)ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる |
(三) 空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手で 抱きしめて 泣かせてやりたい 思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う |
*2012/FEB/08 |
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この「北の旅人」は昭和62年(1987年)8月にリリースされましたが、これを歌 った石原裕次郎はその1か月前の7月17日に死去しましたので、発売は知ら なかったわけです。裕次郎はその少し前「我が人生に悔いなし」という自分の 人生の集大成のような歌をリリースしました。そういえば美空ひばりも、亡くな る寸前に「川の流れのように」を発表、歌詞は ♪知らず知らず歩いてきた細く 長いこの道、振り返れば遠く・・・♪という自分の人生を振り返るようなものでし た。どういう経緯でこれらの歌が作られたのか分かりませんが、何か不思議な 暗合を感じでしまいます。 写真:釧路幣舞橋は釧路市、函館風景はWikimedia、小樽倉庫は小樽市より 借用しています。無断転載禁止。猫壁紙:M/Y/D/S動物のイラスト集転載不可 |