昭和26年(1951年)

作詞横井弘はこの「心の窓に灯を」以外にも当倶楽部にも「あざみの歌」「哀愁列車」「さよならはダンスの後に」「下町の太陽」「川は流れる」などがアップしてあります。昭和の大作詞家のひとりで、ヒット曲は枚挙に暇がありません。作曲の中田喜直は、童謡や抒情歌を中心に、「ちいさい秋みつけた」「めだかの学校」「夕方のお母さん」「夏の思い出」「雪の降る町を」などがアップしてあり、八洲秀章、田村しげる、平井康三郎などと並ぶ抒情歌の大作家です。サトウハチローが詩作をしたとき、先ず、中田喜直が曲を付けてくれないものだろうか、と思ったという有名なエピソードがあります。

     JASRAC Code No.031−0284−0

     心の窓に灯を     


   作詞:横井 弘(C)
   作曲:中田喜直(C)
   歌唱:ペギー葉山
      ザ・ピーナッツ
   MIDI制作:滝野細道

    (一)
   いじわる木枯らし 吹きつける
   古いセーター ぼろシューズ
   泣けてくるよな 夜だけど
   ほっぺをよせて ともしましょう
   心の窓に ともしびを
   ホラ えくぼが浮かんで くるでしょう

  (二)
   真珠にかがやく 飾り窓
   うつる貧しい シンデレラ
   ポッケにゃなんにも ないけれど
   かじかむ指で ともしましょう
   心の窓に ともしびを
   ホラ 口笛ふきたく なるでしょう

  (三)
   暖炉をかこんだ 歌声を
   遠く聞いてる 細い路地
   ちっちゃなたき火は 消えたけど
   お空をみつめ ともしましょう
   心の窓に ともしびを
   ホラ 希望がほのぼの わくでしょう

    八洲秀章&抒情歌  懐メロ  童謡・唱歌  「細道のMIDI倶楽部」TOPへ   2006/SEP/01 開設曲