昭和15年(1940年)
JASRAC No.031-0288-2
 
  雨に煙る寺家ふるさと村の丘
小雨の丘
作詞:サトウ・ハチロー(C)
作曲:服部良一(C)
歌唱:小夜福子
MIDI制作:滝野細道

(一)
雨が静かに降る 日暮れの町外れ
そぼ降る小雨に ぬれゆくわが胸
夢のような小糠雨 亡き母の囁き
一人聞く 一人聞く 寂しき胸に


  (台詞2)
  「ともしび ともしび
  母さんの瞳によく似た ともしび
  私は歌おう私の好きなあの丘で
  母さんを思う心からの歌
  ああ 懐かしい思い出の歌」

 (台詞1)
 「ああ 母さん あなたが死んで三年(みとせ)
 私はこの雨に あなたを思う
 雨 雨 泣きぬれる雨
 木の葉も 草も そして私も」

(三)
 丘に静かに降る 今宵の寂しさよ
 そぼ降る小雨に 心の涙よ
 ただ一人たたずめば 亡き母の面影
 雨の中 雨の中 けむりて浮かぶ
(二)
辛いこの世の雨 悲しきたそがれよ
そぼ降る小雨に 浮かぶは思い出
移り行く日を数え 亡き母を偲べば
灯火が 灯火が 彼方の丘に

  雨のJAVA現在停止中

  [小さい秋みつけた」解釈
  小雨の丘 Photo by Hosomichi
  童謡・唱歌・懐メロ 八洲秀章&抒情歌 昭和戦前の流行歌・新民謡 昭和戦後の歌謡曲・演歌     *2008/MAY/05