昭和40年(1965年) 
JASRAC No.080-0063-8 
まつの木小唄  JAS名:松の木小唄 

作詞:藤田まさと/夢虹二  
作曲:不詳 

歌唱:二宮ゆき子
MIDI制作:滝野細道

(一)
松の木ばかりが まつじゃない
時計を見ながら ただひとり
今か今かと 気をもんで
あなた待つのも まつのうち

(二)
好き好き好きよ みんな好き
あなたのすること みんな好き
好きでないのは ただ一つ
かげでかくれて する浮気 

(三)
嫌、嫌、嫌よと 首をふる
ほんとに嫌かと 思ったら
嫌よ嫌にも 裏がある
捨てちゃ嫌よと すがりつく

(四) (一コーラス分間奏)
嘘、嘘、嘘よ みんな嘘
あなたの言うこと みんな嘘
嘘でないのは ただ一つ
あの日別れの さようなら 

(五)
恋にもいろいろ ありまして
ヒゴイにマゴイは 池の鯉
今夜来てねと 甘えても
金もって来いでは 恋じゃない 

(六)
だめだめだめよと いったけど
気になるあなたの 顔の色
出したその手を ひっこめて
帰りゃせぬかと 気にかかる

懐メロ  八洲秀章&抒情歌  童謡・唱歌  「細道のMIDI倶楽部」TOPへ 2013/MAY/24
この「松の木小唄」は、それ以前の昭和23年の「トンコ節」、同27年の「ゲイシャワルツ
同35年の「おひまなら来てね」、同39年の「お座敷小唄」の流れを汲むゲイシャ小唄の
最後の歌でしょう。この歌は二宮ゆき子の独唱ですが、一番と六番は男女の合唱、二番
と四番は女性の歌唱、三番と五番は男性の歌唱の意味があり、宴会などお座敷では男
女の歌合戦が出来たのではないかと思わせます。