昭和18年(1943年)
JASRAC No.083-0141-7
 
作詞:藤浦 洸
編曲:古賀政男
原曲:任光「彩雲追月」
*1
歌唱:高峰三枝子
制作:滝野細道

(一)
ねむの並木を お馬のせなに 
ゆらゆらゆらと
花なら赤い かんなの花か
散りそで散らぬ 花びら風情(ふぜい)
隣の村へ お嫁入り
『おみやげはなあに』『籠のオーム』
言葉もたったひとつ いついつまでも


 (三)
 小川のほとり お馬をとめて
 さらさらさらと
 流れにうつす 花嫁すがた
 こぼれる花の 花かんざしに
 にっこり笑う お月さま
 『おみやげはなあに』『籠のオーム』
 言葉もたったひとつ いついつまでも


(二)

椰子の葉かげに 真赤な夕陽が 
くるくるくると
まわるよ赤い ひまわりの花
たのしい歌に ほほえむ風情
心はおどる お嫁入り
『おみやげはなあに』『籠のオーム』
言葉もたったひとつ いついつまでも


 懐メロ 童謡・唱歌 八洲秀章&抒情歌
 *09/JUL/23 「細道のMIDI倶楽部」TOPへ
 「南の花嫁さん」 WA by Hosomichi

【*1】
この「南の花嫁さん」の作曲者は全音などでは古賀政男となっています。原曲は中国の<任光(Guang Ren、
1900〜1941年)>作曲の<彩雲追月>であるとされています。細道は聞いたことがありませんが、中国
では色々アレンジされて現在もポピュラーなようです。この曲の昭和18年日中間は戦闘状態で著作権関係
も曖昧だったでしょうし、任光も没後70年近いですから、日本の著作権上は、【編曲古賀政男、原曲:任光】
が妥当なのではないでしょうか。