港が見える丘  作詞:作曲:東辰三 唄:平野愛子 【昭和22年 JSRC.No.083-0104-2】   
This photograph was taken by Hosomichi on March 27, 2008

(一)
あなたと二人で 来た丘は
港が見える丘 
色あせた桜 唯一つ
淋しく 咲いていた
船の汽笛 咽び泣けば
チラリホラリと 花片(はなびら)
あなたと私に 降りかかる
春の午後でした

(二)
あなたと別れたあの夜は
港が暗い夜
青白い灯り 唯一つ
桜を 照らしてた
船の汽笛 消えて行けば
チラリチラリと 花片
涙の雫に きらめいた
霧の夜でした

(三)
あなたを想うて 来る丘は
港が見える丘
葉桜をソヨロ 訪れる
しお風 浜の風
船の汽笛 遠く聞いて
ウツラトロリと 見る夢
あなたの口許 あの笑顔
淡い夢でした
  *08/5/10   童謡・唱歌・懐メロ八洲秀章&抒情歌昭和戦後の歌謡曲・演歌 横浜「港の見える丘公園」の桜の
間隙より「みなとみらい21」を望む