【長良川の鵜飼】
鵜飼は昔から諸所の川で行われていた鵜を操って鮎を捕る漁法ですが、長良川の鵜飼は1300年の歴史を持ちます。特に皇室御料場で行われる『御料鵜飼』は宮内庁主管のもので、捕れた鮎は皇室や伊勢神宮や明治神宮にも献上される歴史あるものです。この歌のように観光客も多く鵜飼の宿もたくさんありました。Photo:GNU.FDLcc-by-sa2.5
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(三)
添えぬさだめと 知りながら
いまは他人じゃ ない二人
あなた あなた私を 泣かす人
枕淋しや 鵜飼いの宿は
朝が白々 長良川
(一)
水にきらめく かがり火は
誰に想いを 燃やすやら
あなた あなたやさしい 旅の人
逢(お)うたひと夜の 情けを乗せて
こころまかせの 鵜飼い舟
(二)
好きと言われた 嬉しさに
酔うて私は 燃えたのよ
あなた あなたすがって みたい人
肌を寄せても 明日は分かれ
窓に夜明けの 風が泣く
作詞:石本美由起 作曲:岡千秋 歌:五木ひろし MIDI制作:滝野細道
長良川艶歌