この「嵯峨野さやさや」については何も知らなかったのですが、JAL機内の<ジェットストリーム>という番組の中に流れていました。本田路津子ばりのソプラノで、この歌にとても合っていました。一人デュエットだと思っていましたが、姉妹デュオだったようです。一週間後帰国の時にまたJALに乗りましたがその時も同じ番組で、ずっと聞いてきたことを覚えています。記憶にある曲はこんな感じでした。
数年前嵯峨野の竹林を通った時にこの歌を思いだしましたが、まさかこのようなMIDIを制作するようになろうとは思っても見なかったので、残念ながら写真はありません。また楽譜が見付かりませんので、細道の編曲によりますので、ご容赦の程。

パッとサイゼリアや寺内貫太郎の頑固親父が、美しいメロディーをつくったもんですね。また伊藤アキラは<この木何の木><パッとサイゼリア><ひらけポンキッキ>など数多くの明るいコマーシャルソングで有名ですが、これまた、この人が??ですが、「かもめが翔んだ日」「迷い道」などの佳品もあります。

昭和50年(1975年)
嵯峨野広沢池 Photo taken by Hosomichi

     JASRAC Code No.036−4971−7

     嵯峨野さやさや     


    作詞:伊藤アキラ(C)
    作曲:小林亜星(C)
    歌唱:タンポポ
    編曲・MIDI制作:滝野細道
 

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    京都嵯峨野の 直指庵 
    旅のノートに 恋の文字
    どれも私に よく似てる
    嵯峨野笹の葉 さやさやと
    嵯峨野笹の葉 さやさやと

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    雨の落柿舎 たんぼ道
    藪の茶店で 書く手紙
    きのう別れた あの人に
    京都嵯峨野の 笹が鳴る
    京都嵯峨野の 笹が鳴る

    ()
    朝の祗王寺 苔の道
    心変わりを した人と
    責める涙が ぬらすのか
    嵯峨野笹の葉 さやさやと
    嵯峨野笹の葉 さやさやと

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    京都嵯峨野に 吹く風は
    愛の言葉を 笹舟に
    のせて心に しみとおる
    嵯峨野笹の葉 さやさやと
    嵯峨野笹の葉 さやさやと

    さやさやと


    直指庵=じきしあん 女性の駆け込み寺、尼寺
    落柿舎=らくししゃ 松尾芭蕉の弟子向井去来の居跡
    祗王寺=ぎおうじ  祗王が尼となって住んだ尼寺

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