昭和50年(1975年)
JASRAC NO.039−9187−3
  
シクラメンのかほり
作詞・作曲:小椋 佳   歌唱:布施 明   MIDI制作:滝野細道


真綿色したシクラメンほど 清(
すが)しいものはない
出逢いの時の君のようです ためらいがちに かけた言葉に
驚いたよにふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました


うす紅色
シクラメンほど まぶしいものはない
恋する時の君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば
淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました
 *
疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく
呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう

 (間奏)

うす紫
シクラメンほど 淋しいものはない
後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には
シクラメンのかほり空しくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました
 *
疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく
呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう
童謡・唱歌・懐メロ 昭和戦後の歌謡曲・演歌 八洲秀章&抒情歌  Photoes Taken by Hosomichi
 *2008/MAY/05