昭和30年(1955年)        JASRAC No.052-0043-1
月がとっても青いから

作詞:清水みのる(C)            歌唱:菅原都々子
作曲:陸奥  明(C)             MIDI制作:滝野細道

(一)
月がとっても 青いから
遠廻りして 帰ろ
あのすずかけの 並木路(じ)は
想い出の 小径よ
腕を優しく 組み合って
二人っきりで さあ帰ろう

(二)
月の雫に 濡れながら
遠廻りして 帰ろ
ふとゆきずりに 知り合った
想い出の この径
夢をいとしく 抱きしめて
二人っきりで さあ帰ろう

(三)
月もあんなに うるむから
遠廻りして 帰ろ
もう今日かぎり 逢えぬとも
想い出は 捨てずに
君と誓った 並木みち
二人っきりで さあ帰ろう
 


懐メロ
  童謡・唱歌  八洲秀章&抒情歌       *10/MAR/06  「細道のMIDI倶楽部」TOPへ

この「月がとっても青いから」の作曲者陸奥明(むつ・あきら、本名:菅原陸奥人、1895年(明治28年)
〜1971年(昭和46年)8月4日、青森県十和田市出身)と歌手の菅原都々子(すがわら・つづこ、1927
年(昭和2年)8月15日〜、青森県十和田市出身)は、上記の通り実の父娘です。父は最初オペラ歌
手でしたが、娘が「古賀久子」の名を貰って古賀政男の養女となったことから、作曲家に転身し、1940
年に娘の養子縁組を解いて菅原都々子に戻し、以後父娘で曲をリリースしました。菅原都々子は俗
に、<縮緬震い>とも言われる細かなヴィブラートで人気を上げ、この「月がとっても青いから」で、現
在ではミリオンセラー同等の大ヒットに繋げました。
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