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昭和38年(1963年) |
JASRAC NO.010−0069−1 |
美しい十代 |
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作詞:宮川哲夫 作曲:吉田 正
歌唱:三田 明 制作:滝野細道
(一)
白い野ばらを 捧げる僕に
君の瞳が あかるく笑う
いつもこころに 二人の胸に
夢を飾ろう きれいな夢を
美しい十代 ああ十代
抱いて生きよう 幸福(しあわせ)の花
(二)
昨日作ったノートを君に
貸してあげよう やさしい君に
つらい日もある 泣きたいことも
あるさそれでも 励ましあって
美しい十代 ああ十代
抱いて咲かそう 幸福の花
(三)
遅くなるから さよならしよう
話し合ったら つきない二人
「明日またね」と 手を振り合えば
丘の木立に 夕陽が紅い
美しい十代 ああ十代
抱いて生きよう 幸福の花
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三田明は御三家といわれた橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦と同時期に同様の活躍をしましたが、橋、舟木よりデビューが少し遅れたのと、御三家のようにレコード大賞新人賞を獲得していないため、あらゆる点で後塵を拝している感が否めません。橋は昭和35年、舟木は昭和38年、西郷は昭和39年にそれぞれレコ大新人賞を得ていますが、三田はデビューの昭和38年、舟木に新人賞を取られており、そのためか、<御三家>に入るのを逃しました。三田ファンは三田を入れて<御四家>などと言っていますが、一寸した運が影響している気がします。 |
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Photoes by Hosomichi Takino 白い野バラ |
2008/MAY/03 |