(二)
窓に落ちる 風と雪は
女ひとりの部屋には 悲しすぎるはあなた
酔いたくて泣きたくて ふるえるくちびる
そばに来て少しでも わがまま聞いて
追いかけて 追いかけて 追いかけて・・・雪國
(一)
好きよあなた 今でもいまでも
暦はもう少しで 今年も終わりですね
逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜
そばにいて少しでも 話を聞いて
追いかけて 追いかけて 追いかけて・・・雪國
作詞・作曲・歌:吉幾三  
MIDI制作:滝野細道
(三)
好きな人は いるのあなた
バカねバカな女ね 意地をはってた私
逢いたくて夜汽車乗る デッキの窓に
とめどなく頬つたう 涙のあとを
追いかけて 追いかけて 追いかけて・・・雪國

逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜
そばにいて少しでも 話を聞いて
追いかけて 追いかけて 追いかけて・・・雪國
昭和61年(1986年)
JASRAC No.090-8139-9

雪國
吉幾三(よし いくぞう、本名:鎌田善人、1952年(昭和27年)11月11日〜)は青森県津軽郡金木町(太宰治の故郷)出身のため、津軽を中心とした歌が多数。普通の歌手はご当地のみなど贅沢なことは言っておられませんが、何しろ吉幾三の場合は作詞・作曲・歌唱すべて自作自演なので、そうしたことが可能でした。そんな彼も最初は千昌夫のような普通の演歌歌手を夢見て、昭和47年20歳のときに山岡英二の名前でデビューしましたが、鳴かず飛ばず。5年後の昭和52年、名前も”よし!行くぞー!”と変名し、歌もコミカル路線の「俺はぜったいプエスリー」を出したところが、これが大当たり。しかし、その後またまた7年以上の低迷期間を経て、最早これまで、として発売した「俺ら東京さ行ぐだ」があわやというところで大ヒットとなりました。そしてこの「雪國」に見られるように歌はマジメ路線と変え、バラエティーなどではハチャメチャ路線を採りました。その後の歌は、「海峡」、「酒よ」、「酔歌」、「女のかぞえ唄」など、昭和から平成にかけてヒットを飛ばしました。特にテレビなどで「酔歌」のフルバージョンを歌う時など、涙を流しながら歌うという面もありました。  挿画は江添繁和個人美術館より八ヶ岳阿弥陀岳
懐メロ   童謡・唱歌   八洲秀章&抒情歌             *10/OCT/26 「細道のMIDI倶楽部」TOPへ
雪 國