春寂寥 |
旧松本高等学校(新制信州大学文理学部) 思誠寮寮歌「春寂寥」
作詞:吉田 実 作曲:浜 徳太郎 採譜・編曲・MIDI制作:滝野細道
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(一)
春寂寥の洛陽に 昔を偲ぶ唐人の
傷める心今日は我 小さき胸に懐きつつ
木の花蔭にさすらへば あはれ悲し逝く春の
一片毎に落る涙 |
(三) 秋揺洛の風立ちて 今宵は結ぶ露の夢 さめては清し窓の月 光をこふる虫の声 一息毎に巡りゆく あはれ寒し村時雨 落葉のこころ人知るや |
(二) 岸辺の緑夏木立 榎葉陰のまどろみに 夕暮れさそふ蜩の 果敢なき運命呪ひては 命の流れ影あせて あはれ淋し水の面に
黄昏そむる雲の色
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(四) 嵐は山に落ち果てぬ 静けき夜半の雪崩れ 榾の火赫くさゆらげば 身を打ち寄する白壁に 冬を昨日の春の色 あはれ床し友どちが あかぬまどひのもの語り
あかぬまどひのもの語り
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美ヶ原高原の四季
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旧松本高等学校・信大文理学部正門(現県の森公園) |
この旧松本高等学校思誠寮寮歌「春寂寥」のJASRAC(日本音楽著作権協会)登録名は「春寂寥の洛陽に」です。 この歌を、旧松本高等学校の大先輩故北杜夫氏(斎藤宗吉氏)に捧げます。(2011年10月24日)
編曲
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