ビデオカードを4070Tiに換装した

2016年8月にamazon.com(アメリカ)で購入。399.99ドルでした。同時の為替は100円/1ドル程度だったので、4万円ぐらいですね。
当時、国内の価格は6万円程度だったので、輸入に関わる諸費用を払っても、かなり安く買えた記憶があります。

7年近く使えた良いカードでした。
今でも、FullHDであれば十分に使えるカードだと思います。
ゲームするだけなら(大作をあまりやらないので)十分でした。しかし、ここ最近になって、YoutubeのアップスケーラーをGPUで出来るようになったり、AI系の処理をローカルで使えるようになってきたり、AV1エンコーダーが使えるようになったりと、魅力的な機能が増えてきたので乗り換えることにしました。

Youtubeのアップスケーラーは3000系と4000系。AI系はCUDAが使えればOK(1070でも大丈夫だった)。1070はメモリ8GBだったので、それ以上(できれば16GB)。AV1エンコーダーは4000系で使えます。
私は1070でのH264/265ハードウェアエンコーダー(NVENC)の特徴的なノイズが苦手で、AV1エンコーダーに期待してました。

現在4000系は、4090/4080/4070Ti/4070がラインナップされています。4090/4080は価格的にちょっと手が出せないので割愛。
4070が発売されて99800円～という値付けでした。
4070Tiは、158000円～だったと思いましたが、発売から2～3ヶ月経ったところで少し安いモデルが出て来ました。4月中頃で128000円～という感じ。
あと、4070は比較的カード長が短いものが出ていますが、4070Tiはほとんど30cm以上。ケースとの相談となります。

この価格差30000円弱。
結構大きいですね。10万円というハードルを切った4070は、とても魅力的に映ります。
しかし、スポイルされた性能はそれ以上。10万出して買い替えるのに、この性能か？　と思ってしまうと、途端に魅力が薄らいで見えます。
性能を考えるt4070Tiと言うことになりました。また、AV1エンコーダーが2系統有るのもポイントでした(4070は1系統だけ）。長く使っていくと、OBSなどで映像プロキシしたりすると2系統有った方が良いかなと思いました。
4070は、もう少し価格が落ち着いて8万円程度になったら評価が変わってくると思います。

まぁ、NvidiaのGPUの本命は次世代の5000系と言われていますから、無理に4000系を買う必要はありませんね。
とはいえ、5000系は予定より少し遅れて2025年リリースとの話も出ています。PCパーツの買い時は、いつも難しいですね。