過去の記録はこんな感じ。
その1 その2 その3

CP+で雲台を買ったせいか、撮影に出ることが多くなりました。
そして、最近気づいたのです。

R5のノイズが、あまりに気にならないぞ…?
画素数を考えれば、まぁ、こんな物なのかな? というレベルに落ち着いているのです。

と言うわけで、色々考察してみたいと思います。

まず考えられるのは、ファームウェアアップデートで地道にノイズ削減されたという点。
目に見えて0.5段ぐらい上がれば、ファームウェアアップデートのお知らせに載りそうなものですが、今までそういう記載は見たことがありません。
ですが、省電力化は明確に行われており、電池は、初期の頃の1.5倍ぐらいは持つようになりました。熱が出ないという事は、それだけ内部処理が効率化されている証拠。CMOSセンサーにとって熱はノイズの元ですから、これにより多少ノイズが減ったというのはありそうです。

私も、このシリーズ(1)で以下のように書いています。

 カメラの温度が低い内は、まぁまぁ許せるものの。色々テストして撮影枚数が増えてくると、ガンガンにノイズが乗ってきます。そして、赤や緑の半固定みたいなノイズ。ホットピクセルっぽいものが無数に見えます。
ある程度出るのは致し方ないことだと思いますが、購入して半年にも満たない新品で、数えられないぐらいの輝点ってどうなのー! って感じです。
その1

 

もう一つ熱源があります。
それは、CFExpressメモリカード。
私は、ProGradeの128GB(GOLD)を使っていたのですが、これが結構熱くなるんです。カメラから取り出すときもアッチッチ。PCのメモリカードリーダーに刺したままアッチッチ。
ズボンのポケットに入れたまま洗濯してもビクともしない耐久性と信頼性を持ったメモリカードですが、熱くなるのは事実です(少なくとも、私の個体は)。

これを、最近、NextorageのB1SEに変えたんです。
このメモリカードは、PCでベンチマークを取るなどの負荷を掛けると確かに熱くなるんですが、カードリーダーに刺したままだけでは熱くなりません。カメラから抜くときも、全然熱くありません。

カメラの中、基板に直結するような場所に50度ぐらいになるようなものがあるのであれば、それはセンサーにも影響があるハズです。
このカードの温度が一般的なレベルに下がったら、それはもちろんいい影響がある訳です。

最近はDxOのPureRAWもありますし、ノイズに関してはあまり文句がないレベルになってきました。常用で3200。場合によっては6400ぐらいまで使います。これは、R5を買ってすぐの頃では考えられない数値です。

R6はR6 Mark2に進化しましたが、R5はまだ現行機種です。
先日も、ファームウェアアップデートでIBISを使ったハイレゾショットの機能が追加されました。荒削りで、三脚固定のブツ撮りとかじゃないと使い道がない感じ(なにせ、Jpegでしか保存出来ない)ですが、まだまだ改良の余地が(容量的に)あったのかと驚きます。
引き続き、ファームウェアアップデートで機能強化と続けていくとアナウンスがあるようなので、R6Mark2同様、飛行機や馬などの被写体認識などの機能強化が行われて行くのでしょうね。

そんなわけで、もう暫くR5で戦えそうな気がしてきたので、頑張ることにしました。

あれ? R5の発売当初からノイズが少ないよって言ってた人は、もしかしてSDカードでファイルを保存してたんでしょうか……?

1件のコメント

  1. 確かに「熱源」としてのカードはあり得る話ですね。
    ところでファームアップすると何故か電池の持ちが良くなる件、こちらでも経験しております。Vre3以降になったら、感覚値ですが2割くらい余分に撮れまする。いろいろあるんでしょうなぁ。

    ネッコ8
  2. ▼ネッコ8さん
     ファームウェアも複雑で、リリース後も省電力化出来るように小さなコードの修正の繰り返しをしているのかもしれませんね。
     最近のボディは単価が高いので、長く使えるように配慮してもらえるのは嬉しい限りです。

    千歳

コメントは受け付けていません。