IPv6を使いたい！(その5)

開通直後は快適に使えていた新しいプロバイダですが、4月の緊急事態宣言後のリモートワーク推奨辺りから、十分な帯域を確保出来なくなってきました。

G/W直前。酷い日ですと、スピードテストしても0.5Mbps程度しか出ません。
さすがにこの帯域では、VPN接続も不安定になりますし、リモートデスクトップでも画面の更新が追いつきません。
一般のサイトも開けなくなりましたし、IPv6対応のFacebookも開くことができないようになりました。しかし、同じIPv6対応のTwitterはなんとが実用になるレベルでしたし、Toutubeも画質が悪いながらも途切れることはなく再生できていました。

ただし、上りの帯域は80Mbpsほどあります。

直近の使い方を思い出したところ「これは、使いすぎによる制限なのでは？」　と、思えるようになりました。

IPoEでの接続は、速度制限などをあまり明言されていません。
これはきっと、まだ制限していないんではないかと思い、バカスカ使ったのが原因なのでしょう。
(バックアップ先を変更したのでTBオーダーのRAWファイルをクラウドにアップロードしたりしてた)

とは言え、PPPoE接続用の別プロバイダのアカウントも保持しています。
こちらに切り替えてスピードテストを行ってみましたが、速度はほとんど変わりませんでした。
(IPv6を停止していなかったので、もしかしたら通信がIPv6で行われていたのかもしれません。googleだしね)

→　OCNバーチャルコネクトを止め、PPPoE接続に変更。IPv4はPPPoEにて接続。ただし、IPv6はIPoEで接続したまま。

世間がG/Wに入る頃。
この帯域制限が解けたのか、テレワーク需要の帯域が減ったのか、一気に下り速度が改善。上りも下りも80Mbps程度出るようになります。
千歳亭は、マンション構内がVDSL接続ですので、上り下り各100Mbpsが最大です。損失を考えても良い数字と言えるでしょう。

前回の失敗から、通信量に注意を払いつつ日々を過ごします。
G/Wが明けると、また通信速度が落ちてきました。

昼間に、Googleからスピードテストを入力すると、簡易に速度を測ることができます。これで見てみると、1.2Mbpsしか出ていません。
昔のテキストサイトを閲覧するだけならいざ知らず。スクリプト盛り盛りの最近のサイトでは、まるでコマ送りのようなページ展開です。ISDN接続の頃を思い出します。画像一個一個が徐々に表示されていく感じ。
テレーワークしていますが、正直セッションが切れないだけで、仕事をするのは大変ストレスになるレベルです。

と言うわけで、何個かスピードテストを縦断してみることにしました。

まずは、前述のGoogle検索画面で行えるスピードテスト。

日中で1.2Mbpsしか出ていません。レイテンシも恐ろしい数字です。
サーバーは東京ですが、どこを経由してるのか分からないぐらい遅いです。

続いて
　Studio Radishさんのサイトで測定すると、あれ、すごいいい数字…？

　みんなのネット回線速度で測定しても、ほぼ上限一杯の速度が出ています。

ん？　どういう事だ？
スピードテストにある程度幅あることは承知していますが、これは本当にピンキリの「ピン」と「キリ」です。
そして、体感速度しては「遅い」と言うことです(Gooleの結果に近い)。
もちろん、フレッツ網内も安定して早いです。
OCNバーチャルコネクト接続ですので、俗に言うPPPoE渋滞には当てはまりません。

 

さてさて。

Facebookほぼ使えない。
Youtubeも重たい(低画質)。
検索すら重い。大手のサイトも重たい傾向。特に画像。
googleDriveなんかも遅い。動機が切れるレベル。
ビデオ通話関連も総じて低画質。

Twitterは割と実用的に使える。
自社内にあるグループウェアは問題無し。
ビデオ通話でもZoomは比較的良好。

これは、もしかすると、特定のデータセンターやIXがパンクしているのか。
もしくは、CDNがパンクや、何らかのトラブルを抱えているのか。

ビデオ通話など、今までの下り中心の帯域消費から、上りの帯域消費によって、ルーティング制御などに影響が出ているのでは？
OCNバーチャルコネクトは接続速度にムラがあるようなことを言う人もいるので、もしかしたらこれか。

結局理由が分からないまま。
その内設備増強で良くなるか。収束してテレワークが減って、元通りになるのか。
さてはて。