公益財団法人合気会 茨城支部道場
 
 
 (財)合気会茨城支部道場創立60周年記念講習会 (2005/6/3記)
 (財)合気会茨城支部道場が合気道開祖植芝盛平翁によって昭和20年に創立されてから今年でちょうど60年を迎えました。開祖の汗のしみ込んだ道場は世界でただ一つ茨城支部道場だけであり、60年と言う節目に記念行事として5月3日午後、4日午前中の2日間に亘って植芝守央道主直々のご指導による講習会を実施することが出来ました。
 道主は日頃大変ご多忙なため月例祭ぐらいにしかお出で戴けないのですが今回は2日間に亘る稽古をお願い出来たことは異例中の異例であります。
 講習会参加者は参段以上の者を対象に100名限定で実施され、北は北海道から南は四国までの49地域からの参加者があり、終始和やかに進行し2日間の講習は一人の怪我人も無く無事終了しました。
 特に3日夕の懇親会は茨城支部道場総務担当の稲垣師範の名司会により最高の盛り上がりを見せ、道友相互の交流の輪が大きく広まり、道主をはじめ、参加者全員が喜んでくれたものと確信しております。
 平成17年度合気神社例大祭 (2005/6/1記)
 去る4月29日(祝日)、合気神社例大祭が執り行われ、五月晴れの好天に恵まれ1,100人を越す参拝者で賑わいました。
 大祭は祭主の祝詞奏上、玉串奉奠、開祖及び吉祥丸二代道主の慰霊祭と続き、最後に植芝守央道主の奉納演武で締めくくられました。その後道場及び道場前の広場に於いての直会に移り、参拝した各グループや家族連れがそれぞれに席を設け晴天の下、楽しいひとときを過ごしました。道場周辺のつつじが例年だと満開なのですが今年は若干遅れ気味で5分咲きといったところだったのですが清掃の行き届いた合気苑で2時過ぎまで楽しみました。
 「茨城支部道場創立60周年記念講習会」のご案内 (2005/2/15記)
 茨城支部道場は昭和20年(1945)に完成、開祖植芝盛平大先生が武農一如の精神のもと、近代合気道の礎を築いた道場であり、大先生の魂と汗の沁み込んだ由緒ある道場であります。この道場で植芝守央道主のご指導を仰ぐ事は意義深いものがあると思います。
 多くの皆様の参加により60周年に相応しい講習会にしたいと思いますので何卒宜しくお願い申し上げます。ただし、道場が狭隘の為人数を制限させて戴きますことをご了承願います。
1、講師合気道道主(茨城支部道場長) 植芝守央先生
2、実施場所茨城支部道場
(常磐線岩間駅下車徒歩10分、常磐自動車道岩間インターチェンジから5分)
3、実施年月日平成17年5月3〜4日
(1) 5月3日(火)
 14:00〜16:00 (稽古)
 18:30〜20:30 (道主を囲んでの懇親会)
(2) 5月4日(水)
 10:00〜12:00 (稽古)
4、講習会費等1万円(3日夕懇親会費、4日朝食及び昼食を含む)
5、参加人数100名 先着順とし、人数になり次第締切ります。
6、参加資格合気会会員で参段以上の者(当日は国際有段者証をご持参下さい)
7、申込要領必ず郵送又はFaxにてお願い致します
 *電話での申し込みは受付けません。
(1)1. 道場名、2.住所、3.電話番号
(2)1. 氏名(性別)、2.段位、3.住所、4.電話番号
 *参加希望者全員記入のこと
(3) JR又は自家用車両利用の別
8、申込先〒319―0202 茨城県西茨城郡岩間町下郷4496-3
  稲垣 繁實
(TEL.0299-45-6071/FAX.0299-45-6889)
9、申込期日平成17年4月20日必着
 鏡開き式 (2005/2/3記)
 平成十七年度最初の合気神社月例祭は一月十六日午前十時三十分から植芝守央道主をはじめ、本部道場より大澤総務部長ほか二名の指導員、茨城県内道場の各道場代表者、現役を引退した先輩諸氏、茨城支部道場より島田栄相談役、藤枝一弘顧問、磯山博道場長代行、各師範.指導員、稽古者を含め五十数名の出席者により厳かに執り行われました。道主による祝詞奏上があり、祭典は同十一時二十分に滞りなく終了しました。
 十二時より茨城支部道場内にて鏡開き式が挙行され、道主の新年のご挨拶がありました。続いて磯山道場代行による本年の抱負及び年間行事等のお話しがあり、大澤総務部長の音頭により合気道の弥栄と道主のご健康をお祈りして乾杯をし、和気藹藹の懇談のうち午後二時に閉会しました。
 道主年頭のご挨拶 (2005/1/16記)
 新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、新春をつつがなくお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年、日本列島においては夏の猛暑、大型台風、新潟中越地震等、また海外ではスマトラ沖地震による天災や多くの人災による苦しみと悲しみが多い年でございました。
 そのような中にありまして、財団法人合気会はこの一年、幸いにも国内外ともに順調に歩むことが出来ましたことを嬉しく思い、心より感謝申し上げます。
 新生茨城支部道場として発足し早くも二年目に入りましたが、この一年間、指導体制も整い県内の稽古者や、国内外より宿泊稽古者が少しずつ増えてきております。また奉仕者により合気神社及び道場周辺は草刈りや清掃がなされ、公園のような状態を維持されております。四月上旬は桜が咲き、合気神社例大祭頃には百株以上の山つつじの花が一斉に咲き、その他の草花も四季を通し楽しんで頂けます。
 本年は一月十六日の鏡開き式を事始めに毎月一回、月例祭を行っておりますので、事務局にお問い合わせのうえ、どうぞ皆様お揃いでお出かけください。
 「道主を囲む会」について (2004/12/23記)
 毎年恒例の「道主を囲む会」は開祖植芝盛平大先生の誕生日(1883.12.14)に因んで12月に開催しております。「道主を囲む会」の発端を説明しますと、開祖ご存命中は開祖の誕生会として開祖を囲んで岩間だけでなく遠方からも来られて行われておりましたが、ニ代道主植芝吉祥丸先生の代からは茨城県合気道連盟、茨城支部道場及びOB会が中心となり「道主を囲む会」として文字通り道主を囲んで開祖を偲びながら1年間の道主への感謝の気持と来年の抱負等を踏まえ、現役は勿論OBの方々の参加を得て和気藹々の下に実施されてきました。現在は三代道主植芝守央先生を囲み、地元岩間町長をはじめ県議会議員、県選出の国会議員等の出席を戴き、合気道関係者だけでなく、その幅も広がってきております。これは合気道が広く社会に認識されている証拠ではないでしょうか。財団法人合気会茨城支部道場は道場長植芝守央道主を中心とした道統の確立と開祖からの伝統を維持しながら、誰でも気楽に足を運べるような開かれた道場として、また万有愛護の精神の発信基地としての道場を目指しております。是非お出掛け戴きたくお待ちしております。
 なお、合気神社の例大祭は開祖ご存命中は毎年7月7日に実施されていましたが、開祖入神後は現在のように毎年4月29日(緑の日)に執り行われるようになり、今では全国から1000名を超える参拝者で賑わいます。
 また、合気神社では道主が祭主となって毎月月例祭を執り行っておりますので、近くにお出掛けの節は是非参拝して戴きたくご案内申し上げます。
 (財)合気会茨城支部道場について (2004/06/24記)
 当道場は昭和20年大東亜戦争終結の年に合気道開祖植芝盛平大先生が建造された由緒ある道場であり、大先生の汗の沁み込んだ世界唯一の道場であります。大先生が他界された後30数年間は斎藤守弘師範が道場長として神社及び道場を管理運営して参りました。
平成14年5月、斎藤師範他界後はご子息の仁弘氏が道主植芝守央道場長の下、道場長代行としてその職に携わって来たのですが、平成15年11月、仁弘氏から「神社及び道場の管理運営を辞退し、(財)合気会から離脱、今後一切の関わりを持たない」との申し出があり、已むなく開祖の直弟子を中心に、道主植芝守央先生を道場長、磯山博師範を道場長代行として平成15年12月に新体制でスタートしたのであります。
 試合のない合気道が今や世界80数カ国に広まっているのは、合気道が単なる格闘技ではなく、合気道の深奥なる精神性にあるのではないでしょうか。開祖の教えは単なる技術面だけではない筈です。我々は合気道の稽古を通し人間として進むべき道を求めていかなければなりません。開祖は常に世界の平和を願っておりました。我々の活動が己自身の為にだけではなく、地域社会のため、国家の平和と繁栄のため、ひいては世界の平和へと結び付けなければなりません。
 合気道が一個人の私利私欲のためのものであってはならないのです。
これからの茨城支部道場は人種、宗教、国境を超えて門戸を開放し、開かれた道場として、より一層の発展を期して指導部員が一丸となって頑張らなければならないと思っております。

 
公益財団法人合気会 茨城支部道場
TEL 0299-45-6071
〒319-0203 茨城県笠間市吉岡27-1
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