公益財団法人合気会 茨城支部道場
 
 
 お知らせ (2013/3/7記)
4月より、道主並びに充央先生の指導が行われます。

道  主  毎週土曜日 19:00−20:00(祭日は無し)
充央先生  毎週水曜日 19:00−20:00(祭日は無し)
 第九回 道主特別講習会 (2013/9/26記)
 今回で九回目となる植芝守央道主特別講習会は、九月十四、十五の両日、開祖所縁の地である、ここ茨城支部道場で開催された。
 全国各地から四十団体より九十六名、海外からもデンマークやアルゼンチン、ロシアから三十人の参加があり、計百三十名が参集した。
 十四日十三時から二時間の講習会が行われ、植芝道主は、入り身投げや一教、四方投げなどを通し、転換や入り身、転身などの基本の体捌きと呼吸力を活かして合気道の技が成り立っている事を指導された。
 稽古終了後、道主を囲んでの懇親会が行われた。
 磯山博相談役と稲垣繁道主特別講習会実行委員長より挨拶があり、その後道主は挨拶の中で合気道の大きな和が世界中に広がっている事に言及されながら「ここにも合気道の一つの和ができ、このようにたくさんの方が参集された事は大変嬉しいです」と述べられた。
 乾杯後懇談に移り、各参加団体の紹介や会場全体での合唱などもあり、会場は盛大に盛り上がった。
 十五日は十時から一時間半の講習会が行われ、台風の中、前日同様、全員が参加した。
 講習会の最後には、道主より二日間の総括がなされ、無事終了した。
道主特別講習会(2013年)
道主特別講習会(2013年)
 合気神社大祭と開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭 (2013/6/25記)
 「合気神社大祭」と「開祖・吉祥丸二代道主慰霊祭」は四月二十九日午前十一時より、茨城県笠間市(旧岩間町)の合気神社で執り行われた。当日は千四百名近くの参拝者が集まった。
 植芝守央道主より「本日はご多用の中このように多くの方々に合気神社大祭にお集まり頂き本当にありがとうございます。開祖の創始した素晴らしい合気道を吉祥丸二代道主をはじめとした先達の方々が心血を注いで広めました。私たちは、それを大事にしながら、稽古で培った合気道の精神を社会に役立てるよう精進して行かなくてはなりません。そのことを先ほどお誓い申し上げました。皆様本日は本当にありがとうございました」と挨拶。
 この後、植芝充央本部道場長代行と植芝道主による奉納演武が行われ、午後十二時半祭典を終了した。
合気神社大祭(2013年)
合気神社大祭(2013年)
 大祭にむけての事前清掃作業 (2013/5/14記)
四月十四日、合気神社大祭前の清掃奉仕作業は、例年通り午前九時より行われた。茨城支部道場・植芝充央道場長代行をはじめ、茨城支部道場から三十六名、本部道場から十六名、かすみがうら合気会や取手支部などの茨城県合気道連盟加盟団体から十団体、三十七名が参集した。神社境内の清掃、神社・道場の周辺の草刈り、枝落とし、周辺の排水溝の清掃などを実施した。同日は、天気も良く心地よい空気の中、絶好の清掃活動日和となった。作業は順々に進められ午後に無事終了した。奉仕作業に参加された皆様に心から感謝申し上げます。
 鏡開き式 (2013/3/7記)
平成二十五年最初の合気神社月例祭は、一月二十日に行われた。道主は神社拝殿、道場にて祝詞を奏上し、鏡開きに訪れた会員たちとともに参拝した。正午より当道場で開催された「鏡開き式」は、飯島悦男茨城県合気道連盟理事長の開会の挨拶の後、道主は年頭の言葉として、「本年は、もう一度原点を見つめなおし進んでゆき、基本を大切に歩んでいきたい。」と述べた。
2012茨城支部道場鏡開き
続いて、磯山博相談役、山口伸樹笠間市長、小薗江一三笠間市議会議長、常井洋治茨城県議会議員、村上典夫茨城県議会議員、額賀福志郎衆議院議員(代理=秋山太三秘書)、長谷川大紋衆議院議員(代理=吉田直起秘書)、平澤憲次全国高等学校合気道連盟会長、藤枝一弘茨城県合気道連盟会長より来賓挨拶、祝辞があり、来賓紹介の後、鏡割りが行われた。藤枝会長の乾杯の発声があり会は和やかかつ賑やかに行われた。
一に基本・二に基本
 新春道言 (2013/3/7記)
 明けましておめでとうございます。
 日本ばかりでなく世界中が政治・経済全てにおいてめまぐるしく流れている中で、つい取り残されそうに感じながら過ごしておりますが、こうして皆様と共に穏やかに新年を迎え、晴れやかな気持ちで一年をはじめられます事を大変嬉しく思います。一昨年の東日本大震災以来、穏やかに新年を迎えられる事が本当にありがたい事とつくづくと思うのは私だけでしょうか。
 (公財)合気会は昨年も無事に1年を終えることが出来ました。合気道の活動は(公財)合気会本部を中心に国内外ともに例年と変わりなく、平穏に数多くの講習会、周年記念行事がとり行われましたがそれに加え、国際大会、本部道場の周年祝賀会など大きな行事が続きましたが、すべて成功裏に終えることが出来、(公財)合気会にとって飛躍の年となった気がいたします。
合気会道主画像
合気道道主 植芝守央 
 平成24年4月1日より60年慣れ親しんだ「財団法人合気会」から新たに公益財団法人として設立登記し、「公益財団法人合気会」として新たに出発する事が出来ました。組織、活動はこれまでの財団法人とほぼ同じですが「公益財団法人合気会」として、これまで同様に開祖の創始した合気道を遵守し、社会へ正しく普及、振興し、承継させて行かなければならないと心新たにいたしました。
 昨年11月、スペインのバレンシア工科大学より「本学の教育理念に通じる和の心を持った合気道を広く世界へと普及振興した功績を称える」として、吉祥丸二代道主同様、私にも名誉博士号の印として金メダルが授与されました。
 このように、合気道が国内外に広がり、海外からも高く評価していただけるようになった今、合気道が果たせる文化交流・民間外交としての役割もしっかりと担って行かなければならないと感じました。
 9月第11回国際合気道大会を独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されました。10回大会は、開祖植芝盛平翁生誕の地・田辺市で開催されましたので、東京での開催は8年ぶりとなりました。福島原発事故の影響で海外からの参加が心配されましたが大変多くの皆様にお集まりいただけ、充実した1週間を終える事が出来嬉しく思いました。
 「合気道本部道場創建80周年、合気会財団設立認可70周年」の祝賀会が1年延期の形で開催されましたが、国際大会最終日と重なっていた事もあってか、海外からの多数の出席もあり、私共の予想を遥かに超え1900名もの方々で会場が埋め尽くされ、和やか且つ熱気溢れる祝賀会となりました。まさに本部道場を中心に、日々の稽古を怠ることなく、和合の心を大切にし、地道に歩んできた結果の祝賀会であったと確信しております。
 私は常日頃、講習会において合気道の基本の動きの大切さを申し上げています。昨年は大きく飛躍した1年であったと思いますが、ここで今一度原点に戻り、今年は「一に基本、二に基本」の精神でまいりたいと思っております。基本を大切に、地道に歩んで行く事は、歴史を積み重ねて行く上で最も大切な事と思うからです。成長、飛躍と言う事は、基本を大切にして行くことの結果に付いてくることだと思います。
 基本を大切に世情に呑まれることなく、巻かれることなく突き進んでまいりたいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。
以前の記事はこちら

 
公益財団法人合気会 茨城支部道場
TEL 0299-45-6071
〒319-0203 茨城県笠間市吉岡27-1
お問い合わせはこちら