ノクターン2番変ホ長調(夜想曲)

細道は常々、このショパンの「ノクターン・第2番」、チャイコフスキーの「白鳥の湖・情景」、ビゼーの「アルルの女・メヌエット」の三つが最も美しい曲だ、といってきましたが、もちろんこれは、数ある楽曲のうち私が聴いた曲に限定され、好みも独断と偏見に満ちたものですので、到底世間の標準になるものではありません。しかし、幼少の頃より影響を与えられたこの三つのメロディーがいずれも<長調>の曲であるというところは、何かを暗示しているように思われます。<短調>の曲は心に泌み入るようなものが多いですが、<美しい>と言うには違和感があります。私にとって、美しさの中には、<ワビ、サビ、哀愁>とは違った心情的明るさも一つの大きな要素なのでしょうか。ショパン(18101849 Fryderyk Franciszek Szopenポーランド名:フリデリク・フランシスチェク・ショペン)については、No.4に「幻想即興曲」、No.22に「ノクターン第1番変ロ短調」がアップしてあります。細道は<ピアノの詩人>と呼ばれるショパンの真骨頂はこのノクターンにあると考えています。当倶楽部のピアノ・クラシックにショパンの曲が増えて行くのも仕方のないことでしょうか。(3'14")


        Fryderyk Franciszek Chopin


      ノクターン2番
                      Nocturne 2



























              MIDI制作:滝野細道 ピアノ・クラシックのトップへ

                  *2009/JAN/03