昭和24年(1949年) | |
JASRAC No.067-0286-4 | |
ハバロフスク小唄 | |
作詞:野村俊夫 作曲:島田逸平 歌唱:伊藤久男/近江俊郎 MIDI制作:滝野細道 (一) ハバロフスク ラララ ハバロフスク ラララ ハバロフスク 河のながれは ウスリー江 あのやまもこの谷も 故郷(ふるさと)を 想い出させる その姿 (二) 母の顔 ラララ 母の顔 ラララ 母の顔 浮かぶ夜空に 星が出る ただひとつ呼んでいる あの星は 遠いわが家の 窓あかり (三) 元気でね ラララ 元気でね ラララ 元気でね やがて帰れる その日まで 今宵また逢いに行く 夢で行く かわいあの娘の まくらもと |
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*10/JAN/16 |
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この「ハバロフスク小唄」は、第二次世界大戦終戦直後ソ連に連行抑留された人々が故郷への思いを歌った歌で、抑留者だった米山正夫が採譜して、帰還後野村俊夫の作詞を得てレコード化されました。ところがこのメロディーは昭和15年に林伊佐緒の「東京パレード」の替え歌であったことが判明し、発売中止されたものです。後、作曲者は「東京パレード」の島田逸平、野村俊夫補作詞ということで再リリースされました。「異国の丘」とイメージ的には対をなす、シベリヤ抑留者の間ではやった望郷の歌ですが、「異国の丘」が実は吉田正の作曲であったことが後で分かったところが少し違います。林伊佐緒もこの「ハバロフスク小唄」をリリースしています。 |