懐メロ八洲秀章&抒情歌童謡・唱歌「細道のMIDI倶楽部」TOPへ

2006/SEP/01 開設曲

安井かずみ、平尾昌晃のコンビの作品としては最初の大ヒットで、代表作といえるでしょう。この作品に色を添えているのが名手森岡賢一郎の編曲です。数々の歌謡ショーの司会をしてきた玉置弘氏も、「この歌は名曲です」と断言しています。これ以後同コンビで「わたしの城下町」、「草原の輝き」(アグネス・チャン)などのヒット曲をリリースしていますので一番の代表作とも言い難いのですが、団塊の世代の心を虜にしたのは間違いがありません。しかしその後、団塊の世代の興味はグループサウンド、ニューミュージックへと流れて行き、昭和40年代の歌謡曲から離れて行きましたので、現在懐メロとしても中途半端なこの時代のニューポップスともいわれた歌謡曲は衰退していますが、この「恋のしずく」が後世に残るべき名曲であることに変わりはないと思います。二番の♪愛のしるしね♪の<しるし>の部分がフラットに下りていて、切ない気分を出しているところが秀逸です。
昭和43年(1968年)

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 モミジカラスウリ:夜から翌日午前中に咲く。02/08/25阿蘇にて撮影

     JASRAC Code No.031−0418−4

     恋のしずく

     

   作詞:安井かずみ(C)

   作曲:平尾昌晃(C)
   歌唱:伊東ゆかり
   MIDI制作:滝野細道

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    肩をぬらす 恋のしずく
    濡れたままでいいの
    このまま歩きたい
    きっとからだの 中までしみるわ
    そしてあなたの あなたの言葉を
    忘れないように したいの

    ()
    頬をぬらす 恋のしずく
    あなたのせいなのよ
    わたしのためにだけ
    それは二人の 愛のしるしね
    だからやさしい やさしい心を
    じっとだきしめて いたいの

    ()
    髪をぬらす 恋のしずく
    やさしい手が触れると
    青空が見えるの
    そうよあなたは 太陽なのね
    だから私は 私はいつでも
    あなたを愛して いたいの