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昭和17年(1942年) |
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JASRAC No.083-0138-7 |
南から南から |
作詞:藤浦 洸
作曲:加賀谷伸
歌唱:三原純子 制作:滝野細道 |
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(一)
南から 南から
とんで来た来た 渡り鳥
うれしそに たのしそに
富士のお山を 眺めてる
あかねの空 晴れやかに
のぼる朝日 勇ましい
その姿 みた心
ちょっとひと言 聞かせてよ
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(三)
南から 南から
遠く海越え 来た人は
村里に 街角に
なびく日の丸 たのもしく
じっとながめて なみだぐむ
強いお国 日の本の
その姿 みた心
ちょっとひと言 聞かせてよ
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(二)
南から 南から
そよぐそよそよ 南風
さわやかに 和(なご)やかに
村の鎮守の 森をゆく
深緑 色も濃く
娘十八 神詣で
その姿 みた心
ちょっとひと言 聞かせてよ
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(四)
南から 南から
遠く海越え 流れ雲
青い空 ゆらゆらと
夢見心地に 浮かんでる
ちるよ枯葉 ちらちらと
うつる思い ゆく人の
その姿 みた心
ちょっとひと言 聞かせてよ
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*2009/MAR/29
歌謡余話【「南から南から」と柳亭痴楽】 |