昭和１５年(1940年)
JASRAC No.045-0064-4
蘇州夜曲
作詞：西条八十
作曲：服部良一
歌唱：渡辺はま子／霧島昇
制作：滝野細道

(一）
君がみ胸に　抱かれてきくは
夢の船歌　鳥の唄　(注：１)
水の蘇州の　花散る春を
惜しむか柳が　すすりなく

(二）
花を浮かべて　流れる水の
明日の行方は　知らねども
今宵うつした　二人の姿
消えてくれるな　いつまでも

(三）
髪にかざろか　口づけしよか
君が手折りし　桃の花
涙ぐむよな　おぼろの月に
鐘が鳴ります　寒山寺
童謡・唱歌・懐メロ　八洲秀章＆抒情歌　昭和戦前の流行歌・新民謡　昭和戦後の歌謡曲・演歌
(注：１)一番に鳥の唄とありますが、細道の記憶では恋の唄のはずですが・・・この歌のイメージは下掲の張継「楓橋夜泊」から採ったものと思われます。とすると＜鳥の唄＞が本当でしょう。
蘇州夜曲と張継の＜楓橋夜泊＞
*08/5/5
楓橋夜泊　張継


月落烏啼霜満天

江楓漁火對愁眠

姑蘇城外寒山寺

夜半鐘声至客船