すすきの丘
すすきの丘
すすきの丘
(一)
すすきの丘に ひとり来て
さみしく仰ぐ ひるの月
すすきの径に 別れたる
面影あわき ひとを恋う
2014/MAY/27
この【すすきの丘】の作詞者山上武夫は、主として童謡の作詞家として、「
お猿のかごや」
や「
見てござる
」
など、数々の童謡を、作曲者海沼實でリリースしていましたが、校歌やご当地信州の歌なども数多く作詞し
ています。しかし、歌謡曲は美空ひばりや三橋美智也などにも提供しているものの数は少なく、この抒情歌
は彼の作としては稀有に属するものです。そのためか、この「すすきの丘」は、西沢爽(西沢義久)補作とな
っています。JASRACに補作の登録はありません。
(二)
すすきの丘を 越えゆきて
かえらぬ遠き ひとゆえに
すすきのかげに 身をよせて
すすきを渡る 風に泣く
すすきの丘
昭和33年(1958年) JASRAC No.043-0911-1
作詞:山上武夫(C) 作曲:八洲秀章(C) MIDI制作:滝野細道 唄:岡本敦郎
山中湖畔のすすきの丘
Photo by Hosomichi