昭22和年(1947年) JASRAC No.046-0164-5
誰か夢なき

作詞:佐伯孝夫
作曲:清水保雄


歌唱:竹山逸郎/藤原亮子
MIDI制作:滝野細道

(一)【
想いあふれて 花摘めば
白い指先 入日がにじむ
あざみ なぜなぜ 刺
(とげ)持つ花か
たとえ刺さりょと
あ〜〜あ〜 誰か夢なき

(三)【
あわれ彼の君 いま在(ま)さば
なんで離りょう 話されましょか
伊豆の紅ばら 湯船にちらし
すがるおもかげ
あ〜〜あ〜 誰か夢なき

(二)【
森の梢
(こずえ)に 照る月も
くもれ男の 切ない涙
つよくあきらめ 忘りょとすれば
声がまたよぶ
あ〜〜あ〜 誰か夢なき


(四)【
愛がまことの 愛ならば
慕うこの花 あの花二つ
結ぶ都の 優(やさ)絲柳
春よ輝け
あ〜〜あ〜 誰か夢なき

 
懐メロ  童謡・唱歌  八洲秀章&抒情歌 *10/FEB/19 「細道のMIDI倶楽部」TOPへ

清水保雄(しみずやすお、1910年(明治43年)12月5日〜1980年(昭和55年)3月10日、東京
出身)は、ビクターの専属でしたが、この「誰か夢なき」のようにほとんど佐伯孝夫の作詞によ
るものです。佐伯孝夫と佐々木俊一の佐々コンビも有名ですが。明治大学マンドリン部出身と
いうのは古賀政男と同様で、その古賀政男に師事しました。清水保雄の当倶楽部アップ曲は
小畑実の「勘太郎月夜唄」、神楽坂浮子の「十九の春」です。

誰か夢なき 歌い方

おもいあふれて はなつめば しろいゆびさーーーき いりひがにじむ
あざみなぜーーぜ とげもつはなか たとえささりょ
ーー たれかゆめなき