月よりの使者 | ||
作詞:佐伯孝夫(C) 作曲:佐々木俊一(PD) | ||
歌唱:竹山逸郎・藤原亮子 MIDI制作:滝野細道
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(一)【男】 白樺ゆれる 高原に りんどう咲いて 恋を知る 男の胸の 切なさを 啼け啼け山鳩 幾声も |
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(間奏無し) (二)【女】 夜霧の駅に 待つ君の おもかげ強く ふり捨てて はかなや月に 泣き濡れし 白衣(はくい)の袖よ いつ乾く |
フデリンドウ | |
(間奏) (三)【男】 人目も草も 枯れ柳 恨みも恋も 散る宵に ふとまた逢えば 増す想い 未練か夜も 眠られず |
(間奏) (四)【男女】 幾春秋(はるあき)を さ迷えど まことの縁(えにし) 結ぶ日は 月よりの使者 思い出の りんどう抱いて 来るという |
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*2014/MAR/19 改 Photoes taken by Hosomichi 月よりの使者1 |
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月よりの使者 この曲は久米正雄の同名小説を映画化した時の主題歌で、 映画と共にヒットしました。この歌詞を見ますと、愛染かつらの「旅の夜風」やこ の時代前後の擦違い恋愛物語と同一の雰囲気です。これは堀辰雄の、いわゆ る結核文学「風立ちぬ」と同様、結核療養サナトリウムに入院した男性患者と看 護婦の悲恋物語です。この状況は「高原の駅よさようなら」と全く同じ状況です。 この歌詞二番の<白衣>はこの時代<びゃくえ>が通常の読み方ですが、全 音楽譜のとおり<はくい>とルビを振っておきます。 |