昭和32年(1957年)
この安乗崎灯台は、木下恵介監督の松竹映画「喜びも悲しみも幾歳月」のモデルとなった灯台で、映画のロケ地にもなりました。正面広場の左手にある休憩所には、当時のロケの写真が沢山あります。手前の防波堤は崖が侵食されて灯台のある小山が危うくなったので作られたものです。安乗崎は、詩人伊良子清白の詩碑「安乗の稚児」があります。

  荒壁の小家一村
  こだまする心と心
  稚子ひとり恐怖をしらず
  ほゝゑみて海に対へり

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志摩安乗崎灯台 Photoes taken by Hosomichi

     JASRAC Code No.092−0155−6

     喜びも悲しみも幾歳月     


     作詞:木下忠司(C)
     作曲:木下忠司
     歌唱:若山 彰

     MIDI制作:滝野細道


  (一)
   俺ら岬の 灯台守は
   妻と二人で 沖行く船の
   無事を祈って
   灯をかざす 灯をかざす

  (二)
   冬が来たぞと 海鳥なけば
   北は雪国 吹雪の夜の
   沖に霧笛が
   呼びかける 呼びかける
  
  (三)
   離れ小島に 南の風が
   吹けば春来る 花の香便り
   遠い故里
   思い出す 思い出す

  (四)
   星を数えて 波の音きいて
   共に過ごした 幾歳月の
   よろこび悲しみ
   目に浮かぶ 目に浮かぶ

   
懐メロ 八洲秀章&抒情歌 童謡・唱歌 「細道のMIDI倶楽部」TOPへ 2006/SEP/01 開設曲