昭和44年(1969年)     JASRAC No.044-0137-9 
銭形平次     (フジTV映画「銭形平次」主題歌)
作詞:関沢新一(C)
作曲:安藤実親(C)
歌唱:舟木一夫
MIDI制作:滝野細道 

(一)
男だったら 一つにかける
かけてもつれた 謎をとく
誰がよんだか 誰がよんだか
銭形平次
花のお江戸は 八百八町
今日も決めての 今日も決めての
銭がとぶ 
   

(二)
やぼな十手は みせたくないが
みせてききたい こともある
悪い奴らにゃ 悪い奴らにゃ
先手をとるが
恋のいろはは 見当つかぬ
とんだことさと とんだことさと
にが笑い 

(三)
道はときには 曲がりもするが
曲げちゃならない 人の道
どこへゆくのか どこへゆくのか
銭形平次
なんだ神田の 明神下で
胸に思案の 胸に思案の
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童謡・唱歌  懐メロ  八洲秀章&抒情歌   *2011/NOV/20 「細道のMIDI倶楽部」TOPへ 

安藤実親(あんどうさねちか、本名:安藤實親、1932年(昭和7年)〜 )は鹿児島市出身。二十歳の
時に上京し、作曲家に師事し、コロムビア専属の作曲家となりました。主にこまどり姉妹や水前寺清子
に曲を提供しています。代表作に、村田英雄の「姿三四郎」、「柔道水滸伝」、水前寺清子の「いっぽん
どっこの唄」、「どうどうどっこの唄」、「男でよいしょ」、北島三郎の「歩」などがあります。
関沢新一
(せきざわ しんいち、1920年6月2日 - 1992年11月19日、京都出身)は、東宝映画の脚本家
としてゴジラ物など多数のストーリーを書きましたが、時としてTVドラマの脚本も手掛け、ドラマ<泣い
てたまるか>などの脚本も手掛け、主題歌も<良池まもる>のペンネームで作詞しました。作詞曲の
主なものはこの曲と同じ舟木一夫「銭形平次」、美空ひばりの「柔」、村田英雄の「姿三四郎」、北島三
郎の「歩」、などがあります。関沢新一は多彩な仕事をしており、写真家、漫画家、映画監督などの面
も持っていました。