先方さんから「時間がないから、取りあえず動くモノ作って」とお願いされたものの動作チェックに行ってきました。officeのAccessとExcelを使ったvbaのチョイチョイ品です。まともに組めれば3-4人/日ぐらい。
 大きい会社なので、別の大きい会社からヘルプデスクに派遣されて来ている人も沢山います。その人達とチェックしてたんですが。
 「えっと、このプログラムのデータフロー図は? ないの? どうして? 無くちゃプログラム組まないでしょ? 仕様もあやふや? あやふやでプログラム組むなんてしないでしょう普通。詳細設計出せとは言わないけどさ〜 プログラム組む人なら常識でしょ? 常識。時間の無駄だよ、ムダ。そんなことに付き合わせんなよ。最初から出来る範囲で設計してこいよ、まったく、このカスが! オレ様の仕事増やすんじゃねぇよ! ホントにもう、お姉ちゃんと話する時間なくなっちゃうじゃん!」(最後の方は想像)
 まー、正論だし、半端に納品するとヘルプデスクの仕事が増えるのも分かるんですが。
 なんつうか、この中小企業を見下した態度が気にくわない。カチーンと来たけど、顔は笑って「そうですねぇ。食事する時間も惜しんで組んでいたので、ドキュメントまで手が回りませんでしたよ。スイマセンねぇ」と謝っておきました。なんで謝らなければならないか、という別の問題は腹が立つので気にしないことにします。社会人って大変ですよ。
 実際は、二人三脚で作ってる訳ですよ。
 「こんな感じで」「これならどうでしょう」「そうしたら、これはどうかな」「じゃ、こうしましょう」というプロトタイプ作ってる最中に、そんな細かい仕様書書くかっつーの(少なくとも、私は書かないし、頭の中で十分)。年配のオッサンに一人で必要な仕様をまとめさせるなんてムリだしね。
 机の上に、Excel VBA虎の巻本が置いてありました。新品臭かったです。
 納品時は、ソースを難読化しておいてやろうと思います(ヒドス)。

1件のコメント

  1. ▼omoteさん
     些細な事でも自分が優位にいないとヤダ的な感覚は、本当にケツの穴が小さい野郎ですぅ

    千歳
  2. COBOLの頃の20年前からプロトタイピングで作ってたからなぁ・・・他の連中は仕様書書いて設計してやってたけど、実際組み出すと例外や仕様漏れ、インターフェースの不一致が出る。
    で、設計直すけど大抵の場合、要件より「どう合わせるか」に注力するから本来の要件定義とぶれた設計になって紙上でいいように見えても穴が出来ててさらにそのロジックをソースに反映させるから2重に揺れが出来て虫さんいらっしゃい状態。
    そうなってくると虫退治が始まってソースはgdgd。
    でかくなればなるほどそう。
    残るのはどれが本物かわからない仕様と難読なソースが残る。
    単体テストしながら処理ロジックとインターフェースロジックを分けりゃなんてこと無いのに。
    最初なんかリソースとか無視してブラッシュアップすりゃいいのよ。大は小をかねるでさぁ。
    まぁ、極論だけどね。頭の中で操作も含むイメージトレース出来ないならすっぱり別の仕事するか、要件から荒削りなのを作ってからだよねぇ。
    1本の木から削りだしゃいいのよ。
    オブジェクト指向やらクラス化やら言うのに限って簡単なバッチ処理1つ満足に作れない例がどれだけあるか・・・

    ちょろ

コメントは受け付けていません。