予約取れたのは2週間後だよ! なんて書いたくせに、予約システム見てたら、土曜日の朝イチから空いてるじゃないか! 天気予報的に雨が確定的とは言え、お前ら軟弱だな!
と言うわけで、予約をキャンセルして、新しく取り直して、1-2時限目の教習です。
「卒業したのつい最近だね。んじゃ、流れとか覚えてるよね-」
と、教官の軽い言葉。
大型二輪を地面に転がして、起こすところから。CB400に比べて50kgほど重たいCB750ですが、特に問題も無くさっくり終了。取り回しも、センタースタンド掛けも普通と特に変わらずなので簡単。教官も「バイクこっちに持ってきて、止めるときはセンターでねー」と超簡単なお言葉。
Ninja400Rが割と大きい(ボディが650ccと同じなので)のもあって、750ccという大きさにビビることはありませんでした。
1時限目は、とりあえず外周を走れること(止まれる事)ができればいいのですが、この教官は「んじゃ、次一本橋とスラロームね」「あ、じゃ、せっかくだから制動もやっちゃおう! 雨だし、急制動は2段階に入ってからだから、この時間は感覚だけで良いよ-」「いいねー、んじゃ、波状路やってみようか!」
と、どんどん進んでいきます。
バイクの大きさは違うとは言え、つい先々月に走っていたコースなので、そういう意味では私も楽です。
しかし、波状路は、別。これは普通二輪にはない科目なのです。
路上にしかれた鉄の棒を乗り越えていく(電車の枕木を乗り越えて進んでいくような)感じです。
見本は見せてもらいましたが、感覚がよく分かりません。
その上、雨で金属の棒が良く滑ります。
「つるっ」
がくんときて、ついクラッチを握っていた手が離れて、バイクが突進(400ccならその場でエンストなんですケド)。
「あひゃー!」
バイクは暴れ馬となって、芝生(エスケープゾーン)へ。私は、こりゃヤバイと、途中で飛び降りて、前回り受け身。ああ、こういうときに体操やってて良かったと思う次第。
「受け身、上手いねー」
教官、そこは体の心配が先なのでは…?
(昔、自転車ですっ飛んだときも、嫁に同じことを言われた)
どこが痛いわけでもなく、バイクも無事にエンジンが掛かったので、そのまま教習開始。自分の受け身能力に、また助けられた気分です。