山梨にある「わに塚の桜」を撮りに行った

毎年、桜を撮りにどこかしらか行っています。
季節的にも暖かくなり、ツーリングを兼ねて遠出するのが楽しい季節です。

茨城や、群馬、長野辺りまで足を伸ばしていたのですが、今年は山梨に行くことにしました。富士山と桜という組み合わせを撮ったことが無いなぁ！というのが理由です。

いろいろ調べた結果、「わに塚の桜」というのが韮山にあり、丸い形が綺麗な一本桜だそうです。八ヶ岳や富士山ともコラボができるそうです。
ライトアップをメインに撮りたいので、朝は少しゆっくり目に出発。国道20号をひたすら下り、14時頃には到着。周囲を流しながらロケハンをします。

河原には富士山を眺めるための遊歩道やベンチも整備されています。駐車場もあるので、サクッと駐めて写真を一枚。
現像の時に霞を(相当に強く)除去しているので、雪をまとった富士山が見えていますが……。現実には地平線付近は霞が凄くて、うっすらと見えるか、見えないか、と言うレベルです。
近くの駐車場にバイクを入れて、次は徒歩でロケハン。
すると、カメラマンらしく集団がまばらに固まっているのが見えます

取り急ぎ、集団の後ろから手持ちで撮影(ほら、霞んでいるでしょう！　これでも軽くかすみの除去済みなんです)。
見ての通り、富士山と撮ろうとすると、鉄塔と電線が近い位置にあって、これを抜くように撮影できるポイントか限られているのが原因です。
なるほど納得です。

わに塚の桜は、高台にあるので、撮ること自体は簡単なんですが。いいポイントから撮ろうとすると、その周辺は水田なので(この時期はまだ水は引いてない)、案外難易度が高いです。もちろん、不用意に入るわけにも行きません。
時々侵入している人もいますが、地元の方にめっちゃ怒られてました。笑えないレベルで怒られてました。
一番人が集まっていた通りの近くには機材を積んだバンが駐まっていて、恐らく地元のTV局のカメラか何かが入っていたようです。ライトアップ中継ですかね！

わに塚の桜はすぐの所まで近づくことができます。
なので、魚眼に持ち替えてパチリ。
こんなに綺麗な丸い形の桜は見たことないです。枝の感じからしだれ桜に見えますが、推定樹齢300年のエドヒガンザクラ（江戸彼岸桜）だそうです。
これは一見の価値あり。ですねぇ。

すぐ近所には神社などもあるので、わに塚の桜以外のも、ふらふらと歩いて撮るのが楽しいと思います。

わに塚の桜まとめ

無料駐車場が近くにあり(15台と、50台ほど)、駐めるのは簡単。ただし、ライトアップが始まる時間になると、長蛇の列。
富士山や八ヶ岳と撮る場合は、望遠レンズ推奨。角度が限られるので、ロケハン大事。桜を挟んだ反対側になるので、移動時間を考慮して動かないと間に合わない恐れ。10分ぐらいかかります。
すぐ近くまで歩いて行けるので、超広角もおすすめ。
水田や畑に侵入しないようにして撮影しましょう。夕方には場所取りの三脚が並んでいるので、良い場所を取りたいならそれなりの時間に来る必要がありそうです。
夜桜を撮るには三脚推奨ですが、最近のカメラなら手持ちでもいけなくもない感じ(風で桜の枝が揺れるのもある)。