なんだか、木曜日ぐらいから鼻水が出るようになり、あれれ、体調が…。と思っていたんですが、土曜日の朝には、滝のように流れ落ちる滴。どうも、風邪です。
 今回は休もうかとも思ったんですが、ライブに参加するのも久しぶりだし、カメラが1DXに変わってから、まだライブを撮っていないのもあって、ちょっと無理して行ってきました。
 (カメラの細かい話が続きます)
 ライブ開始前にした設定は以下の通り。。
 ISOオートで幅は100-6400。SS下限は1/60(レンズはF2.8)。露出補正は-1/3。オートライティングオプティマイザは弱。ホワイトバランスはオート。AFはAIサーボで、61点自動選択&自動追尾。
 (従来は、ISOオート(そもそも)なし、SS下限を1/30(F4レンズだったので)、露出補正は-1/3、オートライティングオプティマイザは(そもそも)なし。ホワイトバランスはオート。AFはワンショットで中央一点。様々仕組みに時代の差を感じます)
 

見た目はほとんど真っ暗

 オープニングに良くある、軽い青照明。これ、今まではぶれぶれになってしまって撮れなかったんです。凄い枚数を撮って、その中からマシな1枚を拾う感じだったんですが、さすがに高感度特性が良くなったので、さくっと撮れて感動。
 今までISO感度は、1600が基本。照明が厳しい所ではISO 2000~2500ぐらいまで上げることもあったのですが、これは画質的にかなりの妥協でした。今回、感度がISO6400で、F2.8のレンズ。3段分+手ぶれ補正があると、かなり撮れる画に違いが出てくる印象です。
 
これが本当の手ぶれ

 1/60ぐらいのシャッタースピードだと、動きのあるところだけしっかりぶれてくれるので嬉しいですね。
 
逆光は正義'%><%=image 3,'外国のお姉さんは画になるのです

 髪の毛1本までピンが来る……! なんというAF。
 ライブの中盤で、ちょっと設定変更。
 AIサーボ+iSAで追いかけていたんですが、どうしても構図の関係で位相差AFの枠を越えてしまいます。すると、一生懸命違うところにピントを探しに行ってしまったりするので、かえって面倒なことに。はまると凄まじい切れ味ですが、切れなくては意味がありません。旧来通り、ワンショット+AFロックで撮ることに(暗い中だと、黒い液晶ではAFの合っているフレームが見えにくいのもある)。
 
ドラムがこんなに明るく撮れるなんて

 高感度が良くなったなぁと実感したのが、ドラムの人を撮ったとき。奥まっていて、ライトも当たらないことの多いドラムは、ライブ撮影の大敵。演奏の時は大黒柱なのに、後から写真としてみると欠片しか映ってないなんてことも良くある話。これがかなり改善しそうです。
 EF70-200F2.8L ISレンズですが、このAFが爆速。フォーカス量の追いこのレンズで、もう、一瞬というべき速度でピントが合います。元々AFが早いと評判のレンズですが、現行のII型では更に早くなっているとか。考えると恐ろしいです。
 
明暗のバランスが難しい'%><%=image 6,'ボケ味も良好'%><%=image 7,'カーテンが明るすぎる…

 オートホワイトバランスが、今まで以上に補正されているようなので、色温度を5000Kに固定(太陽光=5200K~5400Kでは少し黄色が強く感じた)。今までは、かなり雰囲気を残すような設定だったんだけど、最近の機種はわりとしっかり補正するのか…。露出やAWBのアルゴリズムが新しくなっているからかも知れません。
 後考えられるのは、照明がほぼほぼLEDになってたこと。LEDスポットライトは、熱くなかったり、立ち上がりが早いとかいろいろ利点が多いけど、今のものは余り好きになれないです。色の純度が高すぎて、綺麗すぎて変。照明のヘッドが見えちゃうのもイヤンだし、レンズのハレーションにそれが映っちゃうのもねぇって感じ。電力負荷が減った分、頭数を増やしすぎて、明るすぎるとか。黒カーテンが黒カーテンとして目立つぐらいのステージって切ないよね。もう少しステージ設営も慣れてきてくれると嬉しい。
 (もしかしたらオートライティングオプティマイザの弊害かも知れないので、次回は切ってみる)
 ●1D3+EF17-40F4 → 1DX+SP24-70F2.8VCへ変更した感想。
 暗所でのAF性能は驚くぐらい上がった。どんなにカメラを振っても一瞬でAFが合い、そしてシャッターが切れる。
 露出補正は±0で良かった。
 測光が変わったので背景色に引っ張られることことが減った。黒カーテンを相手に補正要らないとは気持ち悪いぐらい。
 広角~標準でも手ぶれ補正があるといい。歩留まりが全然違う。高感度云々じゃなくて、動きを見せるシャッタースピードでは、撮る側のブレがいかに大きいかってこと。
 1DXにEF70-200F2.8ISを付けたら、AFが早すぎて意味が分からなかった。
 タムロンのSP24-70VCは、かなり良いレンズ。逆光時にハレーションが出やすいのと、AFが(純正USMに比べて)遅い。いや、一般モーターのAFに比べればかなり速い方のか。
 道具が良いと、やっぱり撮影者の負担は減る。その分、構図だったり、一瞬だったりを追いかけた方が生産的だと思った。

1件のコメント

  1. いつも☆か★かわかんなくなる。らき☆すた で。
    FA★85mm/f1.4 はいつもポートレートで使ってました~。

    ちゃがま
  2. やっぱ、35mmサイズでの85mmっていう距離感がよいんですよ。
    なので、APS-Cサイズで 55mmってのは、欲しくはあるんですがねー。

    ちゃがま

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