古いノートPCにFedoraを入れてみようと思いました。
 これ、前時代のサブノートで、フロッピーはおろか、CD-ROMすら内蔵していません。もちろん、外付けのドライブからブートするような賢い機能が標準化される前の機種です。
 以前は、HDDを引っ張り出し、別のマシンでインストール。その後、再移植したFedoraCore3が入っているのですが、出来れば今回はこのインストール方法は避けたい。だって、スマートじゃないじゃないですか!
 ネットで調べても、最近のディストリビューションはCD-ROMを入れて「再起動」すれば、インストール開始、としか書いてない。書いてあったと思ったら、FDにブートイメージをコピーしてどうのこうの。それはちょっと情報が古すぎる(最近のは、FDにイメージが入りきらないから)
 rpmでhttp://ftp.riken.jp/Linux/fedora/core/5/i386/os/Fedora/RPMS/fedora-release-5-5.noarch.rpm(アドレスは理化学研究所のミラーの場合)をインストールして、yumでupgradeすれば行けるらしいとの情報を受けたものの、実際にやってみると、kernelのバージョンがどうとか言われて結局ダメでした。
 続いて、Linux/fedora/core/5/i386/os/isolinux/にあるvmlinuzとinitrd.imgをローカルの/bootにコピー。/etc/grub.confを書き換えて再起動。無事にCD-ROMブートしたのと同じ表示になり、その先はftp経由でパッケージをダウンロードするように指定。ローカルのメディアを使うより時間は掛かりましたが、なんとか無事にアップグレードすることが出来ました。
 

title FedoraCore5 Install
   root (hd0,0)
   kernel /vmlinuz ramdisk_size=8192
   initrd /initrd.img